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財務省は2016年度予算案の大枠を固め、新規国債の発行額は4年連続減り35兆円前後、歳出を借金でどれくらい賄っているかを表す国債依存度は9年ぶりの低水準に
債券市場では国債の品不足感がさらに強まり、年限の短い国債を中心に金利の低下が一段と広がりそうで、歳出総額は97兆円前後と当初予算として過去最高を更新する事に
政府は24日に2016年度予算案を閣議決定するけど、6月末に決めた財政計画で社会保障費の増加を年0.5兆円程度に抑える目標
社会保障費の増加は8月末時点で0.7兆円で、目標を達成するには0.2兆円程度下げる必要が
医師の技術料や薬価となる診療報酬は引き下げがほぼ固まっていて、薬価が1400億円前後下がるためだ。医師の技術料の増減が年末までの焦点に
財源となる2016年度の税収は57兆円前後になりそうで、2015年度の税収は56兆円台前半と24年ぶりの高水準に
企業業績の改善で法人税収が膨らみ、賃上げや配当増で所得税収も想定以上に伸びている模様
新規国債は35兆円前後と過去の実績と比べて8年ぶりの低水準となる可能性が
国債依存度も36％前後と9年ぶりの水準に低下、2014年4月の消費増税や景気回復で税収が伸びるのが大きく寄与
ただ発行額は4年連続で減少するけど水準はなお高水準なので、さらなる引き下げには痛みを伴う社会保障の抑制が必要に
新規国債の発行額に、過去に発行した国債を借り換える借換債などを加えた国債発行総額は2年連続で減りそうな感じ？
最近は満期まで20年以上かかる超長期国債の発行を増やしてきた影響で借換債の発行額が減っている模様
【ドル円 1時間足】
123.75-125.00には売りオーダー
121.50-122.70には買いオーダー
米国の銀行が再び締めつけを感じているようで、11月は長期金利が1年前をわずかに上回る水準で1カ月を締めくくり、30日は10年物の米国債利回りが2.22％
短期金利は急激に上昇していて、1年前のほぼ倍に
結果として、2年物と10年物のスプレッド（利回り差）が大幅に縮小
11月末の同スプレッドは1.286％で、今年1月の短い期間を除くと2012年以降で最小に
銀行は短期資金を借り入れ、長期の融資や投資に回す満期変換を行っているため、スプレッドの縮小は収益の圧迫に
融資や証券などの資産で得る利益が借り入れのコストに比べて下がり、正味の利ざやが圧迫
この傾向が弱まる気配はなく、1日の取引では、長期と短期の利回りがいずれも低下
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