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オバマ米大統領は、米軍撤退以降のイラクのように、アフガニスタンでも過激派組織イスラム国が勢いを増す危険があるため、アフガニスタンのガニ大統領の要請に応じて、アフガン駐留米軍の撤退に予定よりも時間をかけることを決定
米国は今年、駐留米軍の兵力を5000人近くに削減する計画だったけど、今年末まで米兵ほぼ1万人をそのまま駐留させるそう
不透明なのは、14年目に近づいているアフガン戦争を自らの大統領在任中に完全に終わらせるというオバマ大統領の公約にこの新たな兵力縮小計画がどう影響するかどうか…
ホワイトハウス当局者は最近数日間、兵力削減ペースが今年鈍ったとしても、オバマ大統領が退任する2017年初頭までにアフガン駐留米軍の兵力を約1000人に削減するとの同大統領自身の目標を妨げることはないだろうとしていたけど…
オバマ大統領が2011年に決めた兵力増派（サージ）に伴うピーク以降、米軍兵力は当時の10万人から現在は1万人弱に減少
撤兵のペースを遅らせることを支持する人々は、遅らせることで米軍は戦闘が集中しているアフガニスタン南部と東部で主要基地を掌握し続けられると主張
2016年以降、米国はアフガニスタンにおける軍事的な役割を縮小する準備を進めていて、米軍は兵力を1000-1500人とし、アフガン国軍を訓練し、アルカイダのような戦闘集団に対する限定的な作戦を実施することに
【ドル円 1時間足】
119.75-121.00には売りオーダー
120.00、121.00にはストップロス買い
118.00-119.20には買いオーダー
119.00、118.00にはストップロス売り
全米自動車労組（ＵＡＷ）は今秋、12年ぶりに賃上げを要求する方針を固めましたね
素材や物流、小売業界での動きが主要製造業にも波及した形で、米国の賃上げの裾野が着実に浸透
2008年の金融危機後、米国では昇給なき雇用増が続いていたけど、賃上げが広がれば消費拡大や物価上昇への期待が高まりそうな感じ？
ＵＡＷは今秋、4年に1度の労使契約更改で米大手3社などに賃上げを要求、24日までにまとまった執行部の要求案では、2007年に導入された低賃金で雇用する制度の廃止のほかに熟練工の賃金引き上げも要求
年金や医療といった福利厚生の拡充も盛り込み、25日に正式決定
米3社は2000年代半ば以降、相次いで経営危機に陥り、ＵＡＷは2003年の交渉で2％の賃上げを実現してからは、昇給の実質凍結を受け入れてきたけど…
2014年の米新車販売台数は8年ぶりの高水準となり、各工場はフル稼働を続け、雇用も回復しており、ＵＡＷは賃上げの好機に？
ＵＡＷは39万人の組合員を抱え、米産業界の賃金相場への影響力が大きく
自動車の賃上げが実現すれば部材やサービスなど関連業界への波及が期待
米労働省によると米国の雇用者数（農業除く）は2014年に初めて1億4千万人を超え、2014年末の雇用者数は金融危機の影響が大きかった2009年末に比べ8％強増
その半面、所得は伸び悩んでいて、米商務省の調べでは2013年の米国民の所得は5万1939ドル、2011年から3年連続で5万1000ドル台にとどまっている状況
1990年代半ばの水準に相当し、ピークだった1990年代末と比べれば9％弱も低いまま
低賃金への不満を強める労組は景気回復を受けて強硬姿勢に転じていて、全米鉄鋼労働組合（ＵＳＷ）は2月、製油所や化学工場でのストに突入
米西海岸29港湾では昨年から、6年に1度の労使契約を巡り経営と労組が対立、労働者が作業を意図的に遅らせ、荷役作業も一時停止
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