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2015年2月の訪日外国人客全体約138万7000人だったうち、その約4分の1にあたる約36万人が中国からの旅行者
2月と8月は寒かったり暑かったりして商売が振るわない時期とされていたけど、潤沢な手持ちの資金を使って日本で爆買する中国人のショッピング風景は主要メディアが注目するニュースに
中国人が買い求めるのは電気ポットや電気炊飯器、セラミック製の包丁、ドライヤー、化粧品などの日用品から、赤サンゴの高級宝飾品にいたるまで多岐にわたり、特に日用品は中国で買うよりも3分の1程度の値段で買えるとされ、デパートや量販店にお客が殺到。各社は多数の免税コーナーを設けるなど積極的に対応
この結果、大手百貨店5社の2月の売上高は(速報値、既存店ベース)そろって増収
1回の日本滞在で使う平均消費金額は約20万円と、他の外国人が10万円前後であるのと比べるといかに大きいかが
百貨店、ホテルなどに与える波及効果も当然ながら大きく、ホテルなどの場合、以前は1人当たり1万5000-6000円の客単価だったけど、いまはそれが2万円以上に上昇
3月18日に国土交通省が発表した公示地価によると、三大都市圏が2年連続で上昇するなど、回復基調が鮮明に
銀座や心斎橋といった繁華街のみならず、意外な地域まで押し上げたのは、外国人観光客の爆買?
毎年、住宅地、商業地、工業地の3用途に分けて発表される公示地価は、三大都市圏では住宅地と商業地が2年連続で上昇するなど、回復基調が鮮明に
特に今年、注目されたのは商業地の回復で、その原動力となっているのは外国人観光客
東京圏の商業地では上昇率トップ10のうち、8地点が銀座で、昨今の爆買いブームの恩恵をもっとも受けているエリアの1つで、午前中から中国人観光客が大挙して押し寄せている模様
大阪では心斎橋や難波エリアが堅調
道頓堀にある名物くいだおれ人形が置いてある中座くいだおれビルが今月頭、香港の投資ファンドによって約100億円(推定)で買収
地方を見てみると相変わらず7割弱もの地域で地価が下落しているけど、沖縄県で商業地と住宅地が2年連続で上昇したり、東京圏の住宅地上昇率トップ10に木更津が5地点もランクインするなど、不思議な現象が?
地理的に見れば、沖縄は東京よりも台北や上海の方が近く、空室が目立っていたオフィスビルの下層階に家電量販店が入居し、中国人観光客がどっと押し寄せるなどの現象が起きていて、沖縄の物件を物色している投資家が国内外にいる模様
木更津には、昨年7月に増床し、首都圏最多の248店舗となった三井アウトレットパーク木更津があり、羽田空港や成田空港からバスで乗り付ける外国人観光客に大人気
木更津で上昇が顕著なのは住宅地だけど、アウトレット効果で周辺の再開発が期待
鉄道による地価上昇が確認されたのは、3月14日に開業した北陸新幹線が通る金沢市と富山市、そして九州新幹線長崎ルートの2022年開業が決まっている長崎市
長崎市の商業地は実に23年ぶりに上昇に転じ、2027年のリニア新幹線開業を待つ名古屋市では、名古屋駅西口のミタニビルの上昇率が16.8%と、全国の商業地では金沢駅前に次いで2番目に高く
成長のカギを握る要素の1つは、外国人観光客
また、アベノミクスによる成長期待や大幅な金融緩和による資金調達のしやすさに加え、昨年に進んだ急激な円安のおかげで、日本の不動産は外国人投資家にとって、ずいぶんと割安に見える模様
都心では、オフィスビルのみならず、億ションも相変わらず外国人投資家に物色
日本の人口が減少に転じている今、実需を押し上げようと思えば、外から人を呼び込む以外になく
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