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中国共産党の汚職対策当局である中央規律検査委員会は、生産能力で中国最大手の国有石油・ガス会社、中国石油天然気（ペトロチャイナ）の廖永遠・元副董事長（副会長）を汚職の疑いで調査対象としたことを明らかに
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米国など欧米6カ国とイランとの同国の核開発抑制を目指す協議は、成立すれば多くの事に変化が生じるけど、なかでも最も素早く変わるのは原油価格に？
イランの核開発抑制のために実施された西側諸国の制裁により、ここ数年のイランからの輸出は基本的に制限
今月末を期限とする現在の交渉で核開発の抑制合意が成立すれば、すでに供給過多となっている世界の原油市場に、いずれは日量50万バレル以上のイラン産原油が放出されることになる、とアナリストは試算
合意成立後直ちにイラン産原油が流入するわけではないけど、現在の原油価格がすでに下落圧力にさらされているため、合意成立はただちに価格下落効果をもたらす可能性が
16日にはトレーダーの一部が米国とイランの担当者による今週の協議再開を市場での新たな売り材料に
すでに数十年に及ぶ西側諸国のイランに対する経済制裁ではあるけど、原油輸出の数量制限はイラン政府を交渉のテーブルに着かせるために比較的最近になって導入
イランの核開発をめぐっては、西側政府は核兵器の製造を目的としていると主張するけど、イラン側は経済のための平和利用目的だとしてこれを否定
まだ交渉の行方は予断を許さないものの、合意が成立すればイランが原油輸出を急速に増大させることはほぼ確実に？
すでにアジア諸国に制裁解除の際には輸入の意向があるかどうか打診していると、2人のイラン政府担当者は話しているそう…
ただ、数年に及ぶ制裁と管理の不行き届きでイランが持続可能な形でどの程度の量の原油を生産できるかは明確ではなく
イランの原油生産産業は世界でも古い部類だけど、さまざまな問題を抱えていて、1979年の革命後の現国家体制になってからは革命前の日量約600万バレルの生産レベルに近づけたことはなく
アナリストらによると、ここ10年は、国際制裁と同国のエネルギー部門の管理の失敗で外国の原油生産会社がイランから引き揚げてしまい、特に打撃を受けている状況
イラン原油輸出に対する現在の制裁は2012年に導入されたけど、それによりここ1年の輸出量は急減、原油販売は日量100万-120万バレルへと半減していて、これによりイランは一部の油田の閉鎖と生産の大幅削減に追い込まれている模様
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