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おはようございます
ストライキを続けていた米西海岸の主要港湾の労働組合と雇用側が20日深夜、新たな5年間の労働協定で暫定合意に達した事によって9カ月にわたるストが解消に向かう感じ？
国際港湾・倉庫労働者組合（ILWU）と西海岸の29の港湾を代表する太平洋海事協会（PMA）は20日朝から交渉を行い、この日はトマス・ペレス労働長官も同地に来て、両者に合意を促し、この暫定合意には組合員や太平洋海事協会のメンバーの承認が必要に
合意内容の詳細はまだ発表されていないけど…
この合意によりストが解かれ貨物は動き出すけど、ロサンゼルスやロングビーチ港が平常に戻るには数カ月かかるとの見方
一方、大きな港に荷を降ろした後の船が寄港することの多いオークランド港は大幅に取扱う貨物量が落ち込んでいて、海運会社がスト解消後も他の港を使い続ける可能性があるため、ストが終わっても元には戻らない可能性も
【ドル円 1時間足】
119.50-121.00には売りオーダー
117.00-118.40には買いオーダー
117.50にはストップロス売り
記録的な乱高下を演じている日本の国債市場
約1000兆円規模の国債市場については、何年も前から市場関係者の間でその健全性が懸念されてきたけど、現在こうした不安が再燃
18日の国内債券市場では、長期金利の指標となる10年国債利回りが0.41％と、先月に付けた過去最低の0.195％の2倍超の水準へ上昇
同利回りは今月、ドイツ国債の10年債利回りを数十年ぶりに上回り、これは欧州のインフレ指標の低下や、財・サービス全般の需要鈍化が欧州全域に飛び火するとの懸念を反映した格好
日本の国債利回りがまだ低い水準にあることは大抵の指標から明らかだけど、資産運用担当者やストラテジストの中には、足元の不安定な動きは、国債が大量に売られて利回りが急騰する兆しではないかと懸念する声も
IMFの最新統計によると、日本の国債発行残高はGDPのおよそ240％に相当、これは先進国の中で最大
金利が上昇すれば借り入れコストの上昇を通じて財政が圧迫される上、国内銀行が大量保有する国債の値下がりで大きな損失を被り銀行システムに混乱が生じかねない、と指摘するアナリストは多く
日本が長年の景気低迷から抜け出しつつある兆しが不確かながら見え始め、日経平均株価も約7年7カ月ぶりの高値を付ける中で、国債利回りは上昇
国債市場は足元こそ不安定だけど、その前までは上昇相場が長らく続き、利回りはゼロ近辺まで急低下
足元の乱高下相場を見て、日本と米国の国債相場が急変動した2013年の夏を思い出す投資家は多く
当時は利回りがいったん上昇し、その後下げるという展開で、今回の局面では債券投資家は米国で強気の経済指標が多数発表されていることを理由に、FRBが雇用の大幅増を受けて6月にも利上げを開始すると予想
FRBの利上げは、米国債価格の押し下げにつながることが多く…
さらに、国債を大量発行している日本や米国などの国債相場は急落すると多くのアナリストが長年警告しているけど、強気相場の中でそうした警告は毎回のように的外れなものに
それでも、市場を引き続き警戒視するアナリストは多く、国債市場で中銀の存在が大きくなりすぎると流動性が危険なほど低下したり、希望する時期や価格で売買ができなくなったりするなどと懸念
日銀は物価押し上げ策の一環として国債の最大の買い手となっていて、現在の保有規模は国債発行残高の25％を占める結果、どの年限の国債も商いが比較的低迷
昨年4月には、日本相互証券の業者間取引で10年国債の取引が全くなかった日もあったり、投資家が少額の売買を行っただけでも、値動きが増幅されやすく
日銀の試算（2014年6月時点の国債保有残高に基づく）によれば、国債市場全体の利回りが1％上昇すると、国内金融機関に7兆6000億円の損失が生じる事に
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