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こんばんわ
原油価格の下落は、企業や消費者の負担を軽減し、世界経済が減速する中で当局が金利を引き下げる余地を生み出すことで、アジアに恩恵を与えるけど、世界最大の石油輸入地域であるアジアは原油価格がさらに下がれば、打撃を被る恐れが
値下がりは輸入代金を減らすものの、中国と欧州の需要減退をうかがわせるものでもあり、アジアの輸出に悪影響を与える可能性が
アジアの企業も石油価格が安くなれば消費者の購買力が高まり、コスト削減もできるけど、最近の各国通貨の下落はこの利益を鈍らせる恐れが
ベネズエラは先週、エネルギー価格の下落に歯止めをかけるためＯＰＥＣの緊急会合の開催を求めたけど…
ベネズエラは世界最大級のエネルギー資源埋蔵量を誇るけど、経済は悪化の一途をたどり、マドゥロ大統領は深刻な外貨不足のなかで対外債務の支払いをまかなうため、輸入削減を余儀なくされている状況
すでにトイレットペーパーから医療必需品まであらゆる物資が不足
原油はベネズエラの輸出収入の約95％を占めているので、今週の原油価格の下落はさらにデフォルトの可能性への懸念をあおることになり、ベネズエラの国債利回りは上昇
今のところ、11月27日に次回会合を予定するＯＰＥＣは、ベネズエラの緊急会合の呼びかけに応じていないようで…
実際には、ＯＰＥＣの原油生産量の半分を占めるサウジアラビア、イラン、イラクが、市場シェアを維持するために割安な価格でアジアの需要家に原油を売っている状態
4年前、原油安による外貨不足に陥ったベネズエラは510億ドルのドル建て債券を発行したり、
中国から500億ドルを借り入れ、1日45万バレルの原油輸出によって返済しているけど…
今の問題は、ベネズエラの国債利回りが上昇し、国際市場での借り入れコストが再び高くなっていること
金融市場全般が低迷し、高リスク資産に対する投資家の買い意欲も打撃
ベネズエラの外貨準備高が縮小する一方で、米石油大手エクソンモービルの同国事業を7年前に国有化したことに伴う16億ドルの支払いなど、他の外貨需要にも直面
ベネズエラは国際的な返済義務を履行すると主張し続けてきたけど、外貨準備高は200億ドルという11年ぶりの低水準に
ベネズエラがデフォルトすれば、原油の積み荷など海外の豊富な資産が差し押さえられる可能性があり、その代償は非常に大きく
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