いつもありがとうございます
まず始めにポチっと応援して頂けると嬉しいです
画面が完全に開くまでお待ち頂けると反映されます
こんにちわ
ドイツ政府は、国際的な危機を背景とした低調な世界経済を理由に、今年と来年の経済成長見通しを下方修正
ドイツ経済技術省は今年の成長率予想を1.2％（従来予想1.8％）、来年の予想を1.3％（従来予想2％）に引き下げ
ガブリエル経済相は9月末、ロシアとウクライナの緊張によりドイツ経済の今年の成長率が従来予想の1.8％を下回る可能性があると警告していたため、見通しの引き下げは広く予想されていたけど…
ドイツではこのところ期待外れの経済指標が続いていて、8月の輸出は2009年のリセッション以来の落ち込みを記録、ドイツの欧州経済研究センター（ZEW）が発表した10月の景気期待指数も急落
フランス政府は２週間前に2015年度予算案を公表したけど、欧州委員会はフランス政府に対し、一段の歳出削減を盛り込み、改革を実行しなければ、この予算案を承認できないと突っぱねている状況
ＥＵがフランス政府の予算案を拒む可能性が高まっていることから、ここ数日は通常の経済問題の関係者だけでなく、ユンケル次期欧州委員長やフランスのモスコビシ前経済財政相など、まだ承認されていない欧州委員も議論に巻き込まれている模様
フランス政府の予算案提出期限を15日に控え、合意の望みは消えつつあり、欧州委が10月末に判断を下すまでにフランス政府が予算案を修正する可能性も低く
フランス政府は開き直っていて、改革推進派であるフランスのバルス首相は同国の改革は不十分だとデイセルブルム氏が非難を強めていることに反発
フランス政府が強硬姿勢を崩さないことから、欧州委は現体制での最後の会合で予算案を拒む権限を行使することになりそうな感じ？
騒動のショックを和らげるため、欧州委はフランスだけでなく、イタリア、マルタ、スロベニアの予算案も拒否することを検討
フランスは昨年も欧州委に寛大な対応を求めたばかりで、当時、フランスのモスコビシ経済財政相は、一連の改革を実施すると約束して欧州委のレーン欧州副委員長（経済・通貨担当）と合意
レーン氏はフランス政府の言葉を信用し、財政赤字をＧＤＰの3％以内に抑えるＥＵの決まりの達成期限を当初の2013年から2年間延長したけど…
内政の事情もあり、フランス政府は欧州委に屈したとみられるわけにいかないし、バルス首相は欧州委のごり押しに反発する与党・社会党を味方につけておかなくてはならないけど…
フランス政府は財政赤字目標の達成期限をさらに先延ばしすることを認めてもらうには、歳出削減にもっと前向きな姿勢をＥＵ各国に示す必要性も
フランス政府は歳出削減よりも、経済改革を進める姿勢を強調
低迷するユーロ圏経済を回復させる試みが、ECBとドイツ、他の加盟国政府との対立に阻まれている状況
数カ月に及ぶこの緊張は今月、ユーロ圏経済指標が悪化したことで深刻化
欧州経済が6年で3度目のリセッションに向かう中、一貫した政策対応は阻まれる恐れが
政策担当者の間では、ECBの新たな積極行動、ドイツおよびEU機関による投資支出の拡大、フランスとイタリアの抜本的な経済改革から成る協調的対応が今こそ必要だとの声が強まっているけど…
シンクタンク、ドイツ経済研究所（DIW）のマルセル・フラッシャー所長は『金融政策がうまくいくのは構造改革や信頼できる財政政策を伴う場合に限るということを各国政府が理解する、という大前提が必要だ。そうした財政政策には、あまり緊縮的でないドイツの政策が含まれる』と指摘
当局者やエコノミストは、域内の深刻な問題を踏まえると、ユーロ圏を高成長の軌道に戻す上ではそうした協調的対応でも不十分かもしれないと警告
経済活動やインフレを促すために大規模な金融資産の購入を求められているECBは、そうした買い入れを単独で機能させることに自信が持てず、ドイツの政治的反発を恐れている状況
メルケル首相率いるドイツ政府は国内経済に減速の兆候が広がる中、財政均衡を来年実現する目標を先送りにし、歳出を拡大するよう求める声をはねつけた。政府はまた、ECBが新種かつ不確かな措置を試す必要性は見当たらないと指摘
その一方、厳格な労働市場規則の刷新や官僚的形式主義の撤廃といった経済改革を進めるフランスとイタリアの足取りは、ドイツやECBが望むよりもはるかに遅く、両国は欧州経済の需要不足をさらに支えるようECBやドイツ政府に働きかけている模様
ゼロに近い成長率や2桁の失業率、9月に0.3％へ低下したインフレ率から、ユーロ圏が規制や税制、銀行部門など供給側の多数の問題に加え、需要不足にも悩まされるという懸念が多々
インフレ率がECBの目標（2％弱）を大幅に下回っているため、金融市場ではECBがいずれ国債などの資産を大々的に買い入れる量的緩和を強いられると予想
ただECB関係者の一部は、ユーロ圏では米国や英国ほど量的緩和の効果が出ないと懸念
ユーロ圏では金融システムが断片化している上、資本市場よりも銀行融資への依存度が高く、国債利回りが総じてすでに低いためだという。だがECBは、インフレ期待が引き続き低下し、本格的なデフレのリスクが高まった場合、量的緩和を試す以外に選択肢はない可能性も？
メルケル首相率いるドイツ政府は欧州経済が停滞しリセッションの危険が高まるなか、同国が財政均衡路線を一時棚上げにし財政支出を拡大する要請を拒否
政府は今年の成長率予想を従来の1.8％から1.2％に、来年についても2％から1.3％にそれぞれ下方修正
予想成長率の下方修正を発表したガブリエル経済相は、修正は警戒すべき要因では全くないと強調
その理由としてドイツ国内雇用は拡大を続けていて、一連の経済指標も不十分とはいえリセッションの前触れとなるようなものではないことを指摘。。。
これとは別に同日発表された独景気に対するアナリストの期待指数が過去2年近くで初めてマイナス圏に転落、これまで欧州の景気回復のエンジンとなってきたドイツ経済の陰りを示す指標が
政府関係者は、一連の弱い経済指標をユーロ圏や新興市場国の需要減少、また地政学上の危機が原因としているけど、状況がこれ以上に悪化しない限り、2015年に連邦政府財政収支を均衡させる計画に変更はないとの事
財政均衡にこだわり経済成長率に活を入れる追加財政支出の機会を逸しているのではないかとの国内メディアや政治グループの最近の議論を鎮静化させることを狙っているようで、財政均衡はメルケル首相が昨年の選挙で掲げた公約の1つ
また、政府予算案では新たな債務は作らないとし、その予算案の発表文では同案を歴史的成功と胸を張り、財政政策ではドイツが欧州の模範生と自賛
ドイツは1969年以来財政収支が黒字化したことはない一方で、EUの厳しい財政赤字制限規則内に赤字額をずっと収めていて、ドイツの16州と全ての市町村、社会保障を総合した公的部門の予算収支は2012年以来均衡
ただ、最近は連立与党内の一部にも均衡財政に関する疑念も
応援してね
ポチっとね⇒
にほんブログ村
【ユーロ円 日足】
◆138.83 ボリンジャー
◆137.66 一目均衡表基準線
◆137.52 ボリンジャー
◆136.48 10MA
◆136.20 ボリンジャー
◆136.02 一目均衡表転換線、5MA
◆134.88 ボリンジャー
とこんな感じでしょうか
ユーロ圏国債市場では、政策当局が不振にあえぐ経済の回復や低インフレへの対処に苦労するとの懸念が広がり、相対的に経済力の劣る域内諸国の国債が売られてますが…
ギリシャ国債市場では、10年物利回りが2013年12月以降では初めて9％台に乗せ、イタリア国債とポルトガル国債の10年物利回りが一時、2カ月ぶりの水準まで上昇したほか、スペインの10年物国債利回りも1カ月ぶりの高水準
今月は欧州で低調な経済指標が相次ぎ、投資家は新たな危機が迫りつつあるとの懸念を強めている状況
ユーロスタットが発表した9月のユーロ圏消費者物価指数（CPI）確報値は前年同月比0.3％上昇と、2009年10月以来の低い伸びにとどまり、低インフレを示す統計は投資家と政策当局への警鐘に
物価下落が消費鈍化を招くデフレという悪循環に陥る可能性が示唆？
トレーダーらによれば、ヘッジファンドなど短期志向の投資家が売りに回り、こうした投資家は安全性が特に高いとされる米国債やドイツ国債の低利回りでは十分なリターンが得られないため、利回りもリスクも高めの資産の購入を余儀なくされ、財政難のユーロ圏周縁国の債券市場で持ち高を膨らませていたけど…
グローバルに展開する大手銀行の多くは、規制強化への対応でトレーディング事業から撤退し、債券市場に資金を振り向けているので、金融市場は混乱が生じやすい状況だと警告するアナリストは多く
投資家が一部の市場から同時に資金を引き揚げれば、市場に動揺が広がり、世界経済に幅広い影響が？
最後まで読んで頂きありがとうございます
ポチっと応援して頂けると嬉しいです
応援ポチにご協力ありがとうございます
