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ドイツ東部のテューリンゲン州とブランデンブルク州で14日、州議会選挙が行われ欧州単一通貨ユーロに反対する新興政党ドイツのための選択肢が両州で議席を獲得
州レベルで初めて議席を得た8月31日のザクセン州議会選に続く躍進に、欧州統合を進めるメルケル首相は警戒
ドイツのための選択肢の得票率はテューリンゲン州が10.6%、ブランデンブルク州が12.2%、ルッケ代表は『われわれは政治構造を変える勢力。国民が変化を切望していることは誰にも否定できない』と強調
ドイツのための選択肢は2013年2月に結党し、同年9月の連邦議会(下院)選挙で、得票率が議席獲得に必要な5%にあと一歩の4.7%に達し、今年5月の欧州議会選で議席を獲得
スウェーデンとドイツは欧州でも民主主義が強固で経済的に繁栄している国だけど、14日の選挙で過激な右派政党が躍進
スウェーデン民主党とドイツのための選択肢(AfD)の両党が圧勝したわけではないけど、高い得票率を記録し、欧州で主流であるいずれの保守政党も非従来型の運動からの脅威をまぬがれない状態
フランス、オランダからオーストリア、ギリシャに至るまで各国で過激な右派が根をおろしていて、彼らが政権を握った国はEUの域内にないけど、政界の風景を変えつつある状況
AfDはドイツ16州のうち3つの州議会だけでなく、欧州議会でも議席を確保
その躍進はリベラルな自由民主党(FDP)が衰退する一因に
FDPは国政の場で長く第3党だったけど、下院(連邦議会)で議席を持たないし、地方選挙でも惨敗し、上院(連邦参議院)の議席も失う事に
AfDは元々、欧州単一通貨ユーロやドイツ主導の金融支援に対する敵意をむき出しにしていたけど、中小企業への支援や教育の向上も訴えている模様
右派の大衆迎合主義の特徴は国によって異なり、AfD、フランスの国民戦線、英国独立党の指導者たちはあからさまな人種差別や、制服に身を包んで暴力を振るう手法をとらず、法と秩序、移民、肥大化した福祉政策、民族アイデンティティーなどの問題に重点を置いて信頼を獲得しようとしている模様
ドラギECB総裁はECBの資産担保証券(ABS)買い入れ策で対象を比較的リスクの高いメザニン債まで拡大すれば、政策はより効果的になると主張
ただ、そのような拡大には各国政府の保証が必要になるとの認識
ECBは今月、ABSを大量に買い入れる措置を開始すると発表、低迷する域内経済への融資を促し、極めて低いインフレの加速を狙ったものだけど、域内のABS市場が小さすぎ、ECBの措置は大きな効果を発揮できないのではとの見方が浮上
ドラギ総裁はこの措置について、現時点ではABSのうち最もリスクの低いシニア債のみが対象で、買い入れは政府の保証なしで開始できると説明したけど、買い入れ対象をメザニン債にも拡大すれば、政策ははるかに効果的になると指摘
すでに域内の数カ国は中小企業向け融資に政府保証を付与しているけど…
一方ドイツを含む域内数カ国は、ECBのABS買い入れに政府保証を付与することに反対の立場
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◆141.20 9月19日高値
◆140.22 ボリンジャー
◆139.42 5MA
◆139.01 ボリンジャー
◆138.66 10MA
◆138.54 一目均衡表転換線
◆138.50 一目均衡表基準線
◆136.59 ボリンジャー
とこんな感じでしょうか
ECBは18日実施した1回目のTLTRO(ターゲットLTRO)で、銀行向けに4年物資金を826億ユーロを供給、企業向け融資を促すとECBが期待するTLTROの需要は、予想を大幅に下回る結果に
ECBがバランスシートを拡大し、ユーロ圏経済を刺激してインフレを抑制するという試みは、期待はずれな出だしに
12月に予定される2回目のオペでは、ECBはそれまでに銀行システムの包括的査定を終えているため、銀行はもっと自信を持って借り入れる可能性も?
TLTROはさらに6回予定されていて、供給額は銀行融資が増えたかどうかで決まる事に…
ECBは今回と12月のTLTROで合計4000億ユーロの供給を想定していたけど、1回目はその5分の1どまり…
ECBのバランスシートは2012年のピークから50%程度、年初からは12.3%縮小し、2兆ユーロ余り
ドラギECB総裁はバランスシートの規模を2012年初めの水準に戻すとしていて、7000億ユーロ-1兆ユーロの拡大を示唆
これと対照的にFRBは毎月の債券購入額を減額し続けているにもかかわらず、バランスシートは今年4000億ドル拡大し4兆4000億ドルに達している状況
ECBはおおむね、バランスシートの規模を銀行の流動性需要に任せていて、ECBが3年物のLTROを実施した2011年末には需要が極めて強かったけど…
ECBは2回のLTROで銀行へ1兆ユーロ余りを供給したけど、銀行は借り入れた資金を着実に返済
一方、FRBは住宅ローン担保証券(MBS)と米国債の購入ペースを自ら定め、バランスシートの規模を管理
ECBは今月、資産担保証券(ABS)とカバードボンドの購入を決めたけど、買い入れがどの程度の規模になるかはまだ不明
12月のTLTROがさらに期待はずれに終われば、ECBは戦略上の新たな問題に直面し、国債購入を新たに求められる事に?
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