いつもありがとうございます
まず始めにポチっと応援して頂けると嬉しいです
画面が完全に開くまでお待ち頂けると反映されます
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、物価高騰や1週間にわたる停電、略奪行為が広がっているようで…
隣接するコルドバ州で、賃上げを求める警官のストライキで警備が手薄になった隙をみて略奪が始まり、ブエノスアイレスの郊外にも波及
こうした無秩序な状況は2001年の950億ドルのアルゼンチン国債デフォルト後の暴動以来?
政府統計では昨年のインフレ率は11%弱だったけど、大統領による圧力で政府統計と相反する内容の物価統計について沈黙させられているエコノミストの予想を明らかにしている野党議員によると、28%に達したとか
アルゼンチンの中央銀行はペソ相場の下支え策を縮小していて、過去1年間では35%余り下落
国債デフォルト後の通貨切り下げ以来最大の急落で、世界でこれを超える通貨下落に見舞われたのは戦争で疲弊したシリアとイランだけ
最大の金融問題は外貨準備の減少
外貨準備 は過去3年間で44%減少し295億ドルに落ち込み、国際資本市場から依然締め出されたまま
ヘッジファンド運用者ポール・シンガー氏とのデフォルト債をめぐる訴訟が続くアルゼンチンにとって、外貨準備は債務再編に応じた300億ドル相当の国債の保有者への支払いの主要財源で、他の外貨債務を合わせると、債務は500億ドルに
投資家はデフォルト再発の可能性に備えている模様
そして通貨安は深刻なインフレに拍車をかける恐れが
社会不安が広がりかねず、国際金融システムへの復帰に向けた動きにも暗雲が
外貨準備高の減少を背景に中央銀行はペソの下落に歯止めをかけたくても、為替介入にふんだんに外貨を使えないとの見方が、ペソ売りを加速
2001年にデフォルトを宣言した後、2011年までのアルゼンチンはおおむね好景気
中国やブラジルの成長を追い風に、小麦や大豆など農作物の輸出が拡大し、外貨準備高も2010年末には521億ドルと、2002年の約5倍まで積み上げたけど…
ただ足元の景気は減速
穀物輸出の不調や隣国ブラジルの経済低迷が響いているし、好景気の間にインフラ整備などを進めなかったツケも
デフォルトから10年以上がたったいまも債務問題は解決していない中、アルゼンチンは日本やドイツなどで構成するパリクラブ(主要債権国会議)に対し、95億ドルの未返済債務を抱えている状況
最後まで読んで頂きありがとうございます
ポチっと応援して頂けると嬉しいです
応援ポチにご協力ありがとうございます