幸せのありか | 町の本屋さん

幸せのありか

電話を切ってから私は慌ててその辺りを片付けた。
テーブルには弁当の空が置きっぱなし、洋服は脱ぎっぱなし、散らかり放題。
せっかくゆっくりしていたのに。
私は怒りに似たため息をついていた。
軽く掃除機をかけて、着替えをした。
さすがにジャージの出迎えじゃぁまずいか。
仕方がないのでGパンとTシャツに着替えた。
何だって今頃来るのか。
ムッとしながら着替えた。
電話の声に元気がなかったのが少し気になる。
昨日のことが相当堪えてるのか、それにまさる何かがあったのか。
元カノか?
仕事か?
なんだか哲生が来るまで落ち着かない。