幸せのありか | 町の本屋さん

幸せのありか

私達は会社ではメールで会話をした。
会社が終わったら私達はちょくちょく会った。
哲生は友達も多いせいか美味しいお店を知っている。
雰囲気はおじさん臭いお店だけど味は一級品。
見た目とは違う所は哲生みたい。
そんな所に連れて行ってくれるんだ。
私達はそんな店でご飯を食べて、そのまま家まで送ってくれる。
あれから何もない。
それだけ大事にしてもらってるのかな。
と自分では思っているのだけど。
それでも哲生は毎日電話をくれた。
仕事の愚痴だったり、テレビの話だったり。
「気を使って毎日電話しなくてもいいよ。」
と私が言うと
「声が聞きたいんだ。」と言ってくれた。
そういう一つ一つが私を安心させてくれるんだ。
だから私も哲生に応えようと思う。