幸せのありか | 町の本屋さん

幸せのありか

朝になって私は起きると体がだるい。
あ゛ー、二日酔いだ。
もう少し寝ていたい。
だけど哲生の弁当も詰めないといけないし、何とか無理矢理起き上がった。
まずコーヒー入れる。
コーヒーの匂いでだんだん目覚める。
床にごろ寝したおかげで肩から首にかけて痛い。目覚めると痛みも増してくる。
私、何やってるんだろ。
ため息が出る。
無駄に作った料理もなんだかもったいないし。
拓実に振り回されてる自分がバカに見えてくる。
しょうがないから哲生の弁当も私の弁当も昨日の残り物だ。
すごく失礼な話だよな。
って自分でも思う。
それでもきっと喜んでくれるに違いない。
私はメイクを念入りにする。
洋服もあれこれ引っ張り出して選んだ。
よし!いい女!
鏡の自分に言い聞かせて私は家を出た。