幸せのありか | 町の本屋さん

幸せのありか

一人でいくら飲んだだろう。
かなり酔っ払ってしまった。
食べ飲みしてても、所詮一人。料理もやはり大量にあまった。
明日の晩御飯の分までありそうだ。
哲生だったら食べるかな。
明日、哲生の分のお弁当も詰めていこう。
そう決めて、私は片付ける。
かなり時間も遅い。
夜中にがさごそと近所迷惑だろうなぁ。
と思いながらも哲生の弁当箱を探したり、洗い物をしたりした。
明日は哲生に前向きな気持ちで会えるのかな。
ちょっと不安だけど、私は酔っていい気持ちのまま眠りについた。
さすがにベッドで寝ると拓実のことを思い出すから、床に枕と毛布を引きずり下ろしてそのままごろ寝した。
硬い床がひんやり気持ちいい。
でも背中が痛くて、寝心地は悪い。
とてもじゃないけど酔っ払ってなきゃ寝れないよ。
そう思ったら、床に落ちてる物みたいで、人として悲しくなった。
拓実に無造作に捨てられた私。