幸せのありか
私達は海から離れるのが名残惜しかった。
二人で手をつないで波打ち際を歩いた。
ごわごわした硬い大きな手の感触がすっぽり私の手を包んでくれる。
ぎっちり握って、離さないって言ってくれてるようだ。
拓実にはなかった安心感。
この人ならきっと幸せにしてくれる。
「薫ちゃん、帰ろうか。」
と山崎さんは言った。
「うん。」
私達は車まで手をつないで行った。
一歩先を行く山崎さんの背中が思ったより広くてたくましくみえた。ぎゅっとしがみついてみたくなったけど我慢した。私は手を引かれ後ろを黙ってついて行った。
二人で手をつないで波打ち際を歩いた。
ごわごわした硬い大きな手の感触がすっぽり私の手を包んでくれる。
ぎっちり握って、離さないって言ってくれてるようだ。
拓実にはなかった安心感。
この人ならきっと幸せにしてくれる。
「薫ちゃん、帰ろうか。」
と山崎さんは言った。
「うん。」
私達は車まで手をつないで行った。
一歩先を行く山崎さんの背中が思ったより広くてたくましくみえた。ぎゅっとしがみついてみたくなったけど我慢した。私は手を引かれ後ろを黙ってついて行った。