幸せのありか | 町の本屋さん

幸せのありか

目が覚めると、外は明るくなっていた。
少し気分はいい。
拓実への気持ちも夜とともにどこかへ行ってしまった。
いくらか前向きに、物事を考えられる。
私は山崎さんと一緒に歩いた公園に行ってみた。
朝の清々しい空気と緑の匂いで私の迷いも吹っ切れるような気がする。
山崎さんと二人で静かに歩いた。
穏やかな幸せ。
静かに肌に浸透していくように。
これからはそんな人生もありなのかな。
って思える。
私、山崎さんと付き合う。
そう決めた。