幸せのありか
「俺、彼氏の変わりでもいいよ。薫ちゃんが忘れるまで待ってる。」
と山崎さんは言った。
私は何も言えなかった。
「俺だったら、薫ちゃんに淋しい思いはさせないよ。」
「……。」
「俺にしなよ。」
山崎さんの気持ちはすごく嬉しかった。私を全く拒まない、その姿勢が嬉しかった。
うん。って言いそうになった。
このタイミング、この精神状態、山崎さんでもいいって思う。
でも私は返事ができなかった。
自分の中で拓実への気持ちにケリがついてない。このままの気持ちで付き合ったらきっと傷つく、山崎さんも私も。
「大丈夫。待ってるよ。薫ちゃんがその気になるまで待ってる。」
彼は優しく微笑んだ。
待ってる。
うれしいのに重くのしかかる言葉だ。
30歳過ぎた女が年下男にマジに恋してる。
もういい加減、結婚を考えないといけないのに。
待ってもらう年じゃないよ、お互いに。
そう思うとため息が出る。
と山崎さんは言った。
私は何も言えなかった。
「俺だったら、薫ちゃんに淋しい思いはさせないよ。」
「……。」
「俺にしなよ。」
山崎さんの気持ちはすごく嬉しかった。私を全く拒まない、その姿勢が嬉しかった。
うん。って言いそうになった。
このタイミング、この精神状態、山崎さんでもいいって思う。
でも私は返事ができなかった。
自分の中で拓実への気持ちにケリがついてない。このままの気持ちで付き合ったらきっと傷つく、山崎さんも私も。
「大丈夫。待ってるよ。薫ちゃんがその気になるまで待ってる。」
彼は優しく微笑んだ。
待ってる。
うれしいのに重くのしかかる言葉だ。
30歳過ぎた女が年下男にマジに恋してる。
もういい加減、結婚を考えないといけないのに。
待ってもらう年じゃないよ、お互いに。
そう思うとため息が出る。