インド哲学のマクロ世界(宗教学、ヨガ、アーユルヴェーダ全部含)の日本人研究者で私が唯一信頼しているのが伊藤武さんという方なのですが、今日お会いできた。

その知識知見の広さと深さはもちろん、非常にユーモラスな方で思考に偏りがない。


更に信頼できるもう一つの要因が、
伊藤さんは"包み隠さず"「スケベなじぃさん」だからだ笑。

私が勝手にそう思っているだけだけれど、著書の中にも、「セックス」や「男女の交わり」などと表現すればよいところを、わざわざ「男と女のうっふんあっはん」と表現する。

これはきっと筋金入りのスケベジジィに違いない。

そして、その表現を私は好んでいるのですw
(48手ヨガの参考文献にもあります)



ヨガやアーユルヴェーダの文献で日本人が書いたものはどうも思考的偏りがあったり、やや押し付けがましかったりでほとんど読まないのだけれど、伊藤さんのだけは唯一何冊か読んでいます。


ということで、良い機会なのでサインを頂いた。というより、サイン自体がもはや作品だったw


今日の総会では、私の他に3名ほどサインを頂いていたんだけれど、他の3名にはガネーシャのイラストだったので、「私もガネちゃん描いて貰えるんだぁ〜」と思っていたところ、私の番になり、伊藤さんは私の顔を見上げ、「コクリ」と無言で頷いた後、描いてくださったのが、

カーリー!?、いや、踊るシヴァ神か!?
いずれにしろ破壊神だったww


え??
何で私だけ、カーリー?? 
その無言の「コクリ」は何だった??w


そう言えば以前にも近所のカレー屋のネパール人オーナーに、「あなたは私の神様に似ています」と言われ、それもカーリーだった。(ちなみに行くといつも、神様への供物だといって甘いデザートをサービスしてくれてました笑。)


今回、もはやその道のプロに「お墨付き」を頂いた形だ。



とはいえ、カーリーは"破壊の女神"というだけでなく、「不浄を浄化する力を持つ」ともいわれ、「子宮」という意味ももつので、ジョホル行者としては嬉しかったりもします。


ちなみに、インドの風水=建築学は、「鬼門」が中国&日本と逆なのがオモロです。


私が想像するに、四季のある日本では北東や北向きは寒いし植物も育たないけど、インドでは逆に暑過ぎて南向きはカラッカラの渇水で南西が鬼門とされてるんだと思うのですが、この南西の神が、カーリーなんです。

なので、インドでは建物を建てる時に、「胎蔵=子宮」つまり「カーリーの担当する南西」から建て始めるという重要なポジションなんですねぇ。



と、なんとなくそれらしい事を言ってみていますが、伊藤さんに、「お写真いいですか?」とたずねたら、ニタっと笑って、「僕と写真とるということは肩を抱かれますよ」と言われ、最近では記憶に無いくらい力強く抱きしめられた。



予想以上のスケベジジぃ(←すみませんてへぺろ。相当褒めてます笑)でなんだか嬉しくなった。