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最後の国鉄近郊型が集まる高崎駅。



高崎駅北口がら発着する市内循環バス「ぐるりん」観音山線14系統片山.観音山コースに乗車。目的地まで20のバス旅です。


上信観光バスのぐるりん号


バスは市役所や高崎総合医療センターを通った後、大きな橋を渡り観音山へ向かいます。


バス停「観音山頂」で下車。

この先にある参道を歩いてゆきます。

早朝だからか、参道商店街はひっそりしていました。


商店脇にいたにゃんこ。貫禄ありすぎ。

「よう来たな、まぁゆっくりして行けや」


暫く歩いてお目当ての観音様が見えて来ました。

高崎白衣大観音

真言宗のお寺『慈眼院(じげんいん)』の境内内に有ります。



慈眼院

【住所】群馬県高崎市石原町2710-1

【宗派】高野山真言宗

【ご本尊】聖観世音菩薩


高崎千体観音堂(本堂)


昭和61年、白衣大観音建立50周年を記念して建立された、慈眼院の本堂である。本尊聖観音を中心にして、千人の施主から奉納された千体観音像が安置されている。観音像の原型製作は彫刻家長谷川昂氏、本堂の設計は工学博士伊藤平左ェ門氏に依る。


尊像

続紀伊風土記に、鎌倉中期、鎌倉坂の下村の安左衛門という文人が、由比ヶ浜で漁した時に、網にかかって上がった尊像であると記されている。厨子内垂幕には享保年間修復の記があり、光背及び台座はその頃のものと思われる。本尊については不詳であるが、その楚々とした微笑のかげりや印相や衣紋のたたずまいには遙か遠い時代をしのばせるものがある。

(慈眼院公式HPより抜粋)


大師堂


2月14日から3月14日まで「赤い糸祈願祭」が行われているみたいです。


青い空に白い観音様と赤い太鼓橋が映えます。


観音山は標高190m。

その山頂に高さ41.8mの観音様が鎮座しています。

当時としては世界最大の観音様で、旧日本陸軍の戦没者の慰霊と観光客誘致のために昭和11年に建立されました。

昭和11年当時は実質経済成長率が27%超えの好景気にわいていた時代でした。

その後昭和13年に高崎市に寄贈された後に慈眼院がこちらに移設されて来ます。


観音様は平成12年に登録有形文化財に指定されています。



観音様の胎内に入る事も出来ます。

拝観料は大人300円。

中は階段上になっていて、途中には20体の仏像が安置されていています。





建設中の絵も展示されています。

東京タワーもそうだけど、当時の建設に携わった人達は命綱(今で言う安全ベルト)無しで仕事していたから凄いですね。


最上階は9階で、観音様の肩の部分になります。


最上階からの眺め。

形状から雪を冠した山は白根山だと思います。






白衣大観音の後ろにある光音堂


カメヤマローソクのベンチ


白衣大観音と猫を愛でるウチの奥さん。


御朱印(初穂料500円)


慈眼院を後にして次の目的地へ。(続く)