本日、官報にて発表があり、無事「合格」いたしました。


これから具体的にどうするというのは、まだ決めていませんが、まずは登録を済ませて、できることから1つずつやっていきたいと思います。

 

  勉強時間

 

平日は、

①会社の往復の通勤時間・・・2時間

②会社の休憩時間・・・0.5時間

③帰りに図書館or喫茶店にて・・・週3回1時間(1日あたり0.5時間程度)

④家族が寝た後、就寝まで・・・1~2時間

 

1日あたり合計・・・4~5時間

 

週末昼間は勉強は不可。

①起床後、家族が起きてくるまで・・・1時間

②家族が寝た後、就寝まで・・・1~2時間

 

1日あたり合計・・・2~3時間

 

ただ、仕事で疲れていて通勤時間でテキストを開いたまま寝てしまったりが多々あったり、

勉強の進め方がわからずサボってしまった時期もあったため上記を勉強期間ずっと維持できていた

訳ではない。

 

本格的に勉強していたのは、

筆記試験は2021年11月~12月、2022年4月~10月の9ヶ月、

合計すると900時間くらいだと思う。

 

口述試験は、正直なところ筆記試験が落ちていると思っていたため勉強に気持ちが向かわず

筆記試験後から11月末くらいまでほとんど勉強していなかった。

そのため、2022年12月~2023年1月の2ヶ月、

合計すると200時間くらいだと思う。

 

  勉強スケジュール 筆記試験まで

 

(1)2021年11月  勉強開始 ~ 2022年12月

 とりあえず右も左もわからなかったため、インターネット上で情報収集を行う。

労働衛生コンサルタント会の過去問令和3年度版をメルカリで入手した。労働衛生のしおり 令和3年度版を購入し読み込む。

当然だか、労働衛生のしおりだけでは未経験分野のイメージがわかりにくかったり、概要は掴めても細かな部分がわからず、  過去問には太刀打ちできなかった。各専門書を探すことにした。

 

 調べところ日本作業環境測定協会の「作業環境測定のための労働衛生の知識」「作業環境測定士・労働衛生コンサルタント等の資格取得のための労働衛生関係法令の要点の解説」の2冊が良いかと思い購入した。

 

 通勤時間で「実務家のための労働安全衛生のサイト」の過去問を見るなどしていたが、やはりわからない問題が多すぎてイマイチ勉強が進まずなかった。「実務家のための労働安全衛生のサイト」を見ていると衛生管理者のテキストが良いと書かれていたため、まずは、衛生管理者の勉強をやり直すことにした。オーム社「わかるわかる!第一種衛生管理者試験」、中災防「第一種衛生管理者試験問題集 解答&解説 令和4年度版」の2冊を購入し、労働生理以外の部分についてほぼ解答できる程度までやり込んだ。

 

(2)2022年1月 ~ 2022年3月 サボり期

 仕事がかなり忙しくなり、勉強時間の確保が難しくなってしまったため、勉強から少し離れてしまった。

 通勤時間や家族就寝後も寝落ちしてしまったり、会社の昼休みも勉強どころではなくなってしまった・・・。

 言い訳だが。この時期にモチベーションを維持できていればもっと楽だったかもしれないと後から思う。

 

(3)2022年4月 ~ 7月

 仕事が落ち着き、このままではいけないと思い、まずは会社に「経歴等証明書」を書いてもらった。

 少しすったもんだはあったもののなんとか書いてもらえた。ただし、書いてもらったことで会社の役員まで話しが伝わり、役員から「証明書を書いたのに落ちて、また会社が証明書を書く手間が掛かるのは避けろ」的なプレッシャーを掛けられ、ちょっとビビる。ただ、プレッシャーが掛かったことで、勉強は再開できたため結果オーライ。

 衛生管理者の勉強をざっとやり直して、過去の勉強分を思い出した。その後、労働衛生コンサルタントの過去問に取り組んだが、かなりの部分を回答できるようになったが、選択式の細かな部分や記述式には全く歯が立たず。

 

(4)2022年7月 ~ 10月

 自分の力だけでは間に合わないと考え、日本労働安全衛生コンサルタント会の受験準備講習会を7/22、7/23にオンライン受講した。金額は高かったが落ちてもう1年勉強することを考えれば・・・という気持ちで申し込んだが、申し込んでいなければ確実に筆記試験を落ちていたと思う。

 受験後、講習会の録画した動画が公開されるため何回でも視聴できる。通勤時間やちょっとした隙間時間などに携帯でひたすら視聴し、公開が終了されるころには講師の方がどのタイミングでどんなことを言うか、ちょっとした冗談の内容も含めてほぼ覚えていた。それもあり、理解が加速しはじめた。

 このあたりから、過去問のうち苦手な部分を重点的に潰すのと、最近の労働衛生の動向から記述式ででてきそうな話題について説明できるレベルで理解することに努めた。法令や告示や通達を読み、わからない単語はノートにまとめた用語集を作ったのもこの時期。持ち歩きしやすいよう、小さいルーズリーフにまとめた。紙だけは常に手帳に挟んで持ち歩き、気になった内容や思いついたことを忘れないうちに書き込んでおいて後で調べて書き込んで、ルーズリーフに閉じていった。

このノートは後に口述試験の際にも役だった。

 

image←こんな感じ

 

(5)筆記試験

 筆記試験については、結果として法令が7割、衛生で9割を正当できた。受験中も、これはいけたなと余裕を持って受験できていた。

 ただし、最後の記述式で面食らった・・・。試験問題を渡されて「どれを選択しても、半分以上答えられない」と頭が真っ白になり、体感で5分以上は固まっていたと思う。固まっていてもしかたないので、気持ちを切り替えて、その中でも答えられそうなのはどれかで選ぶことにした。電離放射線、インジウムの2択は「電離放射線」を選択した。電離放射線は、過去に作業としてやっていた程度で知識は薄かったがインジウムを選択するよりはマシだろうと判断した。メンタルヘルスと健康診断はどちらも苦手分野だったが、パワハラ・セクハラなどの説明ならできるか程度の気持ちで「メンタルヘルス」を選択した。意地でも回答欄を埋めてやる!とあきらめずに書き込んだが、後から考えるとひどい回答だったと思う。

 記述式のひどさから、一次試験合格のイメージが持てず、口述試験の勉強が12月頭まであまり進まないこととなる。

 

次は口述試験の勉強について記載する。

 

 

 

 

 

  筆記試験から口述試験まで

 

(1)労働衛生のしおり 令和4年版

 令和3年度からの変化点、最新動向を把握するために購入した。

 ただ、筆記試験の際に使用していた令和3年版はかなり書き込みをしていたため、転記等が面倒になり、結果として令和3年版に令和4年版におけるトピックス・変化点を追記したり、切り取って貼り付けるなどしたため、さらに汚れた令和3年版で口述試験に挑むことになった。

 

(2)職場の健康が見える 医療情報科学研究所 編集

 産業衛生に関して多くのイラストによりわかりやすく説明されており、本質理解の上で非常に役立った。仮想質問への回答を考える際にも多用したが、筆記試験前に出会っていればもっと楽に筆記試験対策ができたのにと悔やんだ本。

 

(3)新版 まるわかり職場巡視 工場編

 口述試験数日前に新版が発行されたため急遽購入して移動中と前日のホテルで読み込んだ。写真が多く、未経験の業種についてイメージを深めることができた。正直なところ、直前でこの本を見ていたために口述試験で助けられることとなった。ギリギリだし、買わなくてもいっかという考えも少しあったため、買ってよかった。

 

  その他、試験期間で読んだ図書類

(1)安全法令ダイジェスト ポケット版 製造業編

(2)安全法令ダイジェスト ポケット版

 主な法規制がまとめられているため、実務にも役立つ。会社の机の上に常においてあった。

 

(3)産業保健ハンドブック 改訂19版&20版

 「労働衛生のしおり」と同じく、最近のトピックスを把握するために購入した。労働衛生のしおりよりもかなり薄い。

 内容的にもざっくりとしか書かれてはいないが、コラムや図表が充実しており、本質理解の助けになる。

 

(4)安全の指標 令和4年版

 「労働衛生のしおり」の安全版。衛生だけでなく、安全に関する最近のトピックスを把握するために購入し、数回通読したのみ。あまり使わなかった。

 

 

次は勉強のスケジュール、勉強方法について記載する。