憧れは自分のカケラ。 | 星読み師mariko

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【初めましての方へ】 

調香師の廣瀬真理子と申します。

文中の先生とは、私の師である

調香師・辻大介先生のことです。

 

 

 【調香って?】辻先生の調香は、

単にオーダーメイドの香水を作る

だけのことではありません。

アロマや市販の香水とも違います。

 

 

香りは心で聞くもの、心に効かせるもの。 「今のあなた」を教えてくれる羅針盤であり、お守りになれるもの。
そして、あなたが花開くきっかけになれるもの。
詳しくは、調香って?→調香と私について。marikoの香りの効き目と使い方→効き目が違います♡ 夢を叶えるお守りに♡ 一瞬でエネルギーチャージ!

 

 



唐突ですが、フィギュアスケート
が好きです。とはいえ、今は少々
熱が落ちてますが。








伊藤みどりと同い年で、彼女が
初めて全日本選手権に特別枠で
出場して以来、熱心に見たり
サラッと見たりな気まぐれな
ライトファンです。








浅田真央ちゃん引退で、また
しばらく熱が引くというか、
男子単をサラッと見るくらいに
なるかな。。






というのは割とどうでもいい
話ですが、実はスケーターと
同じか、或いはそれ以上に
興味があるのが、振付師です。






私が振付師に注目するように
なったのは、実はある一文から
です。スポーツジャーナリスト
田村明子さん著「氷上の光と影」
より、以下抜粋。






「広いリンクのどこかに、
コリオグラファー(振付師)が
いるとすぐ分かる。
コリオグラファーが動作をすると
振付られているスケーターだけで
はなく、周辺の人はつい動きを
止めて見入ってしまう。






単に動きが美しいだけでなく、
見せる動作の一つ一つに意志が
あり、まるでそこだけ光が
当たっているかのような
インパクトがあるからだ。






両手を広げてみせるだけで、その
間から、ふわりと風が吹いて
くる。ローリーニコルも、、略、、
氷の上に立つと次々と無から光を
生み出していく。その様子は、
見ているとまるで魔法使いの
ようだ。」







夢のように美しい情景が
目の前に広がるような描写に、
一読して痺れました。







大体、私は昔からクリエイターに
対して尽きせぬ憧れがありました。









無から有を
創り出す。






魔法のような業を振るうひと
たちに、強烈に憧れて来ました。
分野はなんでもいいのです。
作曲でも、絵画でも、舞踊でも
造形でも。頭の中の、自分の
中の何かを、外に、美しい形に
して出す。それが出来るひとが
それはもう神様みたいに
見えた。









自分もそうなりたい、それが
出来たらと思い続けて、色んな
ことに手を出して、でも出来なく
て、気づけば半世紀近く。
忘れるともなく、それに激しく
憧れ、出来なくて諦めたこと
さえ、日常に紛れて忘れてました。








この間、子宮委員長はるちゃんの
ブログで、諦めた夢は何ですか?
という問いかけを見て、久々に
思い出したのです。








ずっとずっと、何かを「創り出す」
ひとになりたかったことを。









で、気づいたのです。









あれ、私、香水
作ってるよね?






アホかー!!と突っ込まれそう
ですが(^_^;)  マジで忘れていた
のです。。。
長くブログを読んで下さっている
方ならご存知かと思うのですが、
私が調香師を目指した出発点は、
苦しんでいるひとを楽にする
手段を得る。であって、良い香り
が作りたい。では、なかった。
カケラも、全く、考えていなかった。











単に、
・副作用がない
・精神だけでなく身体にアプローチ
出来る
・理屈抜きで、先生のブログに
ピンと来た












この3点で、おっしゃコレで
行ってみるか。と決めただけ
なので。。






でも気がつけば今は、如何に
頭の、私の内にあるイメージ
や感覚を、いかに不純物を
混ぜずにクリアに香水に
するか、に、一番心血を
注いでいる。何故なら、そう
して調えたものが、一番、
お客様に効くからです。









逆説的なのですが、誰かの為に
誰かを想い、作ったものより、
自分の内にある世界を純粋に
外に出す方が、結果的に
お客様に効くんですよね。。。








これって、自分を一番大切に
して満たすほどに、自然に周り
も満たされていく。
というやつに非常に似ている。








それに気づいてから、内側に
ある私の思う美や快や幸福や
穏やかさや安心を、純粋に
外に出すことに集中しています。









それはつまり、正に私がかつて
切望した、創造することそのもの。








今はそれを、割とフツーの日常
として、割とフツーのテンション
で、やっている。。










全然違う出発点から始まって、
辿り着いたのは、かつて焦がれ
た立ち位置に、とても似ている。








前から何度かブログに書いて
いますが。







自分の中にカケラもないものに
人は憧れたり、夢見たりしない。
憧れるということは、その種が
自分の中にあるということ。









憧れは、自分の
カケラ。






ひとにバカにされようと、どれ
ほど遠く思えようと、それは、
外に散らばったあなた自身なの
です。







かつて20代の頃、本当に、狂おしい
ほど憧れていたし、でも上手く
いかなくて、絶望していたのです。
私には、いわゆるクリエイティブ
な才能というヤツはないんだと。
(ちなみに漫画家になりたかった)








でも今、普通に、頭にある
イメージ、それは様々なのですが、
揺らめく月の光とか、女神さま
とか、秋のバラとか、そういう
ものを、香りにしている。
イメージさえ鮮明に感覚で
捉えられたら、なんとか形に
する自信もある。







夢見たものは自分自身。
私たちが焦がれているのは
実は既に自分の内にあるもの。









だから安心して、いくらでも
夢を見て、叶えに行ったらいい
のです。楽しい何かに夢中に
なって、かつて見た夢さえ
忘れた頃に、きっと、それは
自分にもう在ったものだと、
思い出せると思います。








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9月には大阪に行く予定♫
 









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タラソワプロで滑る浅田真央
が、私的には、女子単プログラム
として至高で究極。伝説級の
金メダルメーカー、タラソワをして
「男子のように滑る真央は、私の
スケートの概念を変えた」と
言わしめた。

浅田真央は、海外での評価の方
が正当なスケーターだと思います。
あんなスケーターは、多分もう、
出ない。。