津田真美江
ちゃん。
non・noなどで活躍したモデルさんであり、経営者であり、
超かわいくオシャレで、女手ひとつでベイビーを育て、
2歳で初舞台を踏んだ日本舞踊家でもある女の子。
彼女の大舞台のお知らせをもらい、行ってきました。
↑ 国立劇場。 最高裁判所の隣の こんな立派な建物です。
「お夏狂乱」という、とてつもなく悲惨で哀しく、でも魅了されてしまう話。
どんなストーリーかを強引にまとめて言うと、
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身分違いの恋に燃えるお夏と清十郎。
二人は駆け落ちをしますが、捕らえられ、清十郎は処刑されてしまう。
愛する人を失ったお夏は気が狂い、村では知られた狂人となり
村の子供たちにいじめられたり、自分を花嫁と思いこみ幻想に浸ったりする。
切なく朦朧の意識の中、彼の幻影を求めてさまよい歩き続ける....。
この美しく哀れなお夏を真美江ちゃんが演じました。
花柳利琴之(はなやぎとしことの)という名を持ちます。
前日に、
この舞台にかける気迫と 周りへの感謝を表した文章を読み、
感動して涙があふれてしまいました。
また、日本舞踊の舞台に立つには大金が必要な事や、
どれほど大変なのかを初めて知って驚きました。
勝手ながら抜粋して引用します。
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がんばって、心を削ってお稽古に励んでおります!
舞台に立たなかった4年間に人生の大きな転機がありました。
会社を起ちあげた矢先の、突然の妊娠、反対を押し切っての
初めての出産と育児、生活や支払いに追われたり、
大きな責任と向かい合い、立ち向かい、
今思うと、過去にしてきたことを「清算」し、
私はこの4年で、精神的に大きく成長しました。
(中略)
日本舞踊は特殊で、職業として成り立つのは「先生」だけ。
プロとして舞台に買われるのは滅多になく、
自分の会をやってもチケットは流派やお弟子さんでソールドアウトだし、
おつきあいもあるので、チケットを売っての収入で舞台は成り立たず、
とにかく舞台に立つのにはお金がかかります。
舞台のレベルにもよりますが、趣味としてはNo1でしょうね^^;
私は子供の頃から、祖父母そして両親に舞台に立たせていただいて、
今更ですが、本当に感謝しています。
大舞台をかけるのは、その度に結婚式をしてるようなもんなんです。
今年は蓄えをはたいて!それでも足りないので助けてもらい^^; 生活をかけて(苦笑)
4年ぶりの舞台に挑みます。会社がどうなるかは、そのときあとで考える!
(中略)
舞台に立たせていただける援助はもちろん、
両親の支えがなければ小さなEMMAもいることだし、
仕事をしながら、ここまでお稽古に専念出来ませんでした。
(中略)
わざわざ足を運んでくださるみなさま、期待に応えられるよう
一生懸命踊らせていただきます。ありがとうございます。
私の舞台をいつも楽しみにしててくれた天国のおじいちゃん、おばあちゃん
がんばるので観に来てね。
そしてお母さんも舞台に立ちますが、舞台袖で観ててください。
子供の頃から、ママに褒めてもらいたくて、一番見てもらいたくて
舞台に立っています。
思い入れのある舞台も、泣いても笑っても一度きり。
心を込めて、お夏になりきり、「魂」で踊ります。
がんばります!!!
↑ これを読んだものですから、幕が上がった時には私まで緊張しましたが、
鬼気迫る演技に圧倒され 引き込まれて行きました
お夏をいじめる村の子供達
狂ったお夏と、それを口説こうとする男
完全にお夏に入り込み、終わった後は放心状態だったようです。
感動冷めやらぬまま楽屋にお邪魔しました。
狂女の役なので、メイクもすごいことに。
右は我が姉、ゆうかさん。
全員に「寿」のついたお土産まで。。。。。!
本当に結婚披露宴と同じなんですね。
本当に感動させて頂きました。
あなたは、女としてカッコイイ。尊敬しているよ!
ありがとう
Mari
真美江ちゃんブログはこちら→http://ameblo.jp/mami-pro/