いやしかし、

昨日の水道管工事、高いですよね。

どうしても直さないとならないものだから

3社の中で一番安くやってくれるところを

頼んだけれど、あれから

実際のパイプはいくらなのか

色々サイトで調べたら、

一本2000円くらいなんですよ。

 

あの小さな庭の水道管を取り替えるのに

40万円って、私絶対ぼられていますよね。

まじで私、そんなお金転がっていないのに。

トラウマになって昨夜は、

肩が上がったままカチカチになって

眠っていたようで、

全く疲れが取れていませんでした。

 

アメリカってこういう

女一人では絶対出来ない修理、

そして、修理しなくては生きていけない部分で

お金をぼったくるのだと思います。

 

だって直さなくちゃお水出せないんでしょ?

って、精神的に結構追い詰められたところで

お金払っちゃうという。

 

旦那がいたら直せてたかな。

流石にそこまで自分一人では出来ないな。

それとも、そこまで習得するか。

いや、私はまだ、

その部分は姫のままでいたいです。

 

ところで、昨日あの工事をしていた時、

長年私の郵便を届けてくれているデニスが

すごく久しぶりにドアをノックして、

車のタイヤの空気が抜けていると

教えてくれました。

 

え、いつからだろう。

だって前の日まで運転していました。

 

工事が終わったところで

AAA(トリプルエー)に電話して

タイヤを直しに来てもらいました。

 

その人と面と向かって話さなくて

いいのかなと思ったら

身分証明書を見せろと言われ、

仕方なく免許証を渡しに行きました。

 

こっそり覗いていたら、

そのタイヤだけに空気を入れて

帰ろうとしていたので

”全部に入れてもらえますか?”と

丁寧にお伺いをたてて、

これはAAAに年会費を払っているので

無料なんですが、最後、お礼の気持ちで

ティップを渡そうとドアを開けたら、

彼が私に興奮して話しかけてくる。

マスクがずり落ち、鼻も口も全開。

 

冗談じゃないよ〜〜〜〜〜。

 

ねえ、マスクちゃんとしてよ、と言ったが、

持ち上げても持ち上げてもずり落ちる。

二人の距離は1メートルも開いていませんでした。

 

水道管取り替えるのも

タイヤに空気を入れるのも

命がけやね。(シャレになりません)

 

で、彼が何を熱弁していたかというと、

私の車の前方の二つのタイヤは2007年製

だから、このまま高速を運転すると

破裂して命が危ないから、

前の二つだけまず取り替えて、と。

 

え、2007年?

タイヤ、そんなに持ったのかぁ。

というか、まじか。

知らんかった。

 

納得して、はいはい、わかった

ありがとう、と言い(英語で)

ティップを渡して帰ってもらったら、

それから30分もしないうちに、

空気を入れてもらったタイヤが

またフラットになってしまった。

びっくり

なんだ、タイヤに穴が開いていないかは

確認してくれなかったのね。

 

これがアメリカでの生活です。

一度に全てが丸く収まることは

決してないんです。

 

しかし昨日は、色々あったけど、

私の命を心配してくれた人が

二人いた(郵便屋さんデニスと

AAAのマスクずり落ち男さん)、という

支出はデカかったけど

喜ばしい日となった。

 

笑い泣き

 

 

真理