配管工の方々が二人、

約束の時間に現れ

始まりました。

マスクなし。

ちょっと??な気分。

 

交渉をしたボス(個人経営?)がドアをノック。

前金ちょうだいと催促。

 

銀行で命がけで下ろした現金の半分を渡す。

(マスクはしていたが、大声で喋り

飛沫を飛ばしまくっていた客あり)

 

その時、”Please give me some paperwork so

there will be some record that you did the work"

と言って、仕事の内容や保証(5年間保証してくれる

と言ったので)を書いた書類を作ってくれと頼む。

今まではテキストと電話だけで話していたので、

電話番号を変え逃げられてしまったら

何の証拠もなくなるので。

 

わかった、ちゃんとやるよ、とくまちゃん

(まるで熊のような体格と雰囲気のボス)が言う。

 

1時間半後、様子を見に行く。

 

レンガに穴を開けて

そこを通してガレージ内部に

新しいパイプを

通さなくてはならないので、

穴を開ける場所を指示しようと思って

外へ出たらもう開いてしまっていた。

問題のない場所ではあった。

 

確認中もマスクなしで

私に話しかける配管工二人。

なるべく距離は取ったが、

マジで危ない状況でした。

 

そして数時間後。

 

このパイプが真っ直ぐじゃなかったね、と

言ったら、’イヤイヤ真っ直ぐだよ。素晴らしい”と言われ

諦めた。

 

ボスがドアを叩き、

家に入ってもいい?と突然言う。

え?このコロナ禍に?

 

唖然。

 

ノー。入れません、と断る。

水が全ての蛇口からきちんと出るか

チェックして、と頼まれる。

それはおやすいご用です。

 

外に出て全てオーケー、ありがとう、と言う。

ボスは書類作りをしながら

残りのお金頂戴と言う。

 

日本円で合計40万ほど払う。

(日本だったらこの半分ぐらいでは?)

 

これでも見積もりが一番安いところを

選んだのです。

(現金用意しろと言われたところ滝汗

 

今までごまかしごまかし来た水道管。

とうとう寿命だったので仕方ないです。

 

日本から現金をアメリカへ移動させ

引き落とすために

見ず知らずの人が集まる銀行へ行き

命がけで払ったお金ですが、

綺麗になった水道管を見て

爽やかな気持ちになりました。

 

全て終わった後、

ガレージのドアの内側にあった

必要のないものたち

(古いペンキ缶や30年前から

意味もなく転がっていた木の板など)

を全部捨て、

埃をかぶったコンクリートの床を

水で洗ってから自転車たちを

中に戻した。

 

私もがんばっているんです。

 

真理