人はなぜ嘘をつくのだろう。

 
 
嘘をつかないという選択もある中、
ディフェンス(保身)のために
いとも簡単に嘘を作り上げる
ことができる人というのは
一体何なのだろう。
 
ここでも少しお話ししたかも
しれないのですが、
私は、CDCが、
コロナウイルスは靴底が
運ぶケースもあるという
発表をした時、
庭師さんに相談しました。
 
決して個人的に取らないで
ほしいと前置きをした後、
我が家には愛犬がいて
芝に寝転んんだり、匂いを嗅いだり、
時にあっという間に草を
舐めたりもするので、
靴にビニールのカバーをつけて
作業ができるかと。
 
私は、「あなたがウイルスを運んでくる
と言っているのではなく、
あなたの方が私よりも行動範囲が
広いので、少し心配なのです」
とリーズナブルな相談を
しただけですが。
 
テキストの会話でしたが、
それに対して返事はありませんでした。
 
返事をしばらく
待っていた間(一週間ほど)に
コロナが猛威を
振るっていたので、
この騒動が終わるまで
しばらくの間、庭のお仕事は
中断してもいいですか?
と聞きました。
 
庭というのは、ほっぽらかしに
していると
ジャングルのように
あっという間になってしまいます。
 
私は昔ながらの、コロコロと
手で押す芝刈り機を
アマゾンから買ってみましたが、
届いたものは、写真で見るよりも
ずっと大きく重く、
しかも、自分でアッセンブリー
(組み立て)しなくてはなりませんでした。
 
小さい私にはとても無理でした。
 
その後、庭仕事用の
大きなハサミを買い、
それで庭中の雑草や、
飛び出してきてしまっている
草木などのトリムをしました。
 
大仕事です。
 
刈ることはできるけど、
それを集めて全てを
やっつけることは出来ません。
 
難しいなあと。
 
斜面を上るのも、まるで
山登りのようで、
落ちないように気をつかいました。
 
そうこうしているうちに、
勇気の怪我、病気が起き、
全てを一人では
とてもとても無理だと実感。
 
数週間ぶりに庭師に
連絡を取ると無視です。
怒っているのなら言えばいいのに。
 
私はこういうことが本当に嫌いです。
(こういうのを、
パッシブ・アグレッシブと呼びます)
 
もう何十年もの付き合いなのに
なぜこんな風にパニッシュ(罰)を
与えられるような事を
このコロナ禍にされなくては
ならないのだろうか。
 
何度テキストメッセージを送っても、
電話のメッセージを残しても無視。
 
しばらくお休みしていてごめんなさいね、
と謝っても、無視無視無視。
 
心がガーンと痛みました。
 
 
水曜日は彼の
この界隈での庭仕事の日で、
私は朝から、向かいのお家の
庭仕事をしに
彼がくるのを待っていました。
 
最初眠くてとろとろしていて、
彼のガス・ブローラーが
鳴り始めてはっと目覚め、
彼が向こうのお家の高台から
戻ってくるのを
ドアのそばで待ちました。
 
そして小走りに
ようやく彼をつかまえて、
ソーシャルディスタンスを保ちつつ
話をしました。
 
なぜ無視するのか。
すごく傷つくのですが、と。
 
すると、靴カバーを
買うお金なんかない、と
言いました。
 
私が用意しておくと言ったのに。
 
しかもそう言っておきながら
彼はぴっかぴかの新車に
乗っています。
 
その上、6ヶ月
いらないと言っただろうと。
そんな事一言も言っていません。
言った、言った!
と電話を取りに行ったのですが、
私とのメッセージを
全て消してしまって残っていないと。
 
(私は全部やり取りを
持っています。そんな事一言も
言っていません)
 
全部私のせいにしたいようです。
 
コロナ禍で、お互いの気持ちを
わかりあうのが大事な時期なのに、
ウイルスが怖かったという
気持ちをわかってくれてもいいのに。
 
その上、私が月4回を
隔週に変えようとしていたのも
気にいらなかったのでしょうね。
 
彼には週4よりも
割高のお金を
払うことになっていましたけどね。
 
 
私は“金のならない木”だと見切りを
つけたかったのでしょう。
 
以前は彼のいうなりに、
木を切っては1500ドル、
雑草を整備しては
500ドルと払っていました。
 
私はいい人すぎたと、
ある日気づいたのです。
 
言うなりになって、色々な人に
沢山のお金を落としたと。
(配管工、etc)
 
一昨年、彼に払った庭整備費は、
年間バレエにかけたお金よりも
上回っていたので、
毎週の作業の中に
雑草取りや、木のトリムも
少しずつ入れて
莫大な超過料金はとらないで
ほしいとお願いしたのです。
 
嘘をつかれても、
無視をされても、
今のところは彼に庭に
戻って来てもらわないと
困ると思いました。
 
コロナウイルスが怖くて
庭師を雇わないと
無駄な雑草が出て、
それが勇気の怪我やアレルギーの
原因になることもあると、
今回気づいたのです。
 
愛を心に、
勇気にとってのベストをいつもつくして
いるのですが、
それが全て良い結果につながるとは
限らないのです。
 
外の世界が汚染されているからと
庭で遊んでいても、
今まで気がつかなかった突起が
地面から飛び出しているのに
気づき、勇気が大怪我をしてしまう
事だってあるのです。
 
一人で全てをパーフェクトに
仕切るのは至難の業。
 
勇気ごめんね、でも
ママもがんばっているの。
 
怪我回復中、
突然具合が悪くなる前の勇気。
 
 
その時の私の庭仕事。
 
今日の勇気
 
今日の私の庭仕事
 
草木を刈り、枯葉や落ちた花びらも
ホウキではきます。
 
庭師が来なかった間、
きちんと庭も収めていました。
 
ただ、前庭までは
整備出来なかったです。
 
勇気が遊ばない場所という事で
後回しになっていました。
 
続く。
 
真理