中国行きはこれで3回目。

源子文化さんとバースデイソングさんに、

一昨年から毎年呼んでいただいています。

 

この秋は2度目の上海でした。

 

スーパーロボット鋼の魂公演。

大先輩たちも含まれる豪華な出演者の面々。

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実は今年は、

過去二回とは異なるセットリストを

ご披露することになっていました。

 

前回までは、曲は少しずつ変わって

いながらも、

ミンメイメドレーみたいな形でしたが、

今年は、ミンメイとしての大曲を2曲、

プラス、

私がマクロスアンセムとして書き下ろした

”息をしてる 感じている”

を福山芳樹さんと一緒に演奏、

歌うことになっていました。

 

彼がアコギ、私がキーボード、

という設定でしたので、

今までとは少し

違った緊張感の中、ひとり

ロサンゼルスで声ならし、

練習などをしていたのです。

 

(二人での音合わせは、

本番前の15分ほどでした。

限りなく

ぶっつけ本番に近いものでしたが、

歌う順番などは、メールで

やりとりしていました)

 

自宅で、”息をしてる 感じている”の

練習に時間の配分が偏ってしまい

天使の絵の具と愛・おぼえていますか

の練習開始が少し遅れてしまったので、

正直、ロスを発つ前、少し

心配でした。

その二曲に関しては、長年に渡り、

何度も歌い演奏しているので

(大舞台でも)、

心の底では大丈夫であろう、と

思っていましたが、

声というのは毎日違うものだし、

ある1曲に声を慣らしてしまうと、

別の曲が歌いにくくなったりも

するので(喉の筋肉というのは

思いのほか繊細なのです)

空港に向かう出がけまで、

その二曲の練習を続けていました。

 

勇気とのお別れはいつだって

辛いですが、8月の東京公演の際、

そのだいぶ前から、旅に出るお話を

してしまったら、その直後に

彼は、急性大腸炎になってしまい、

その後、慢性になり、

下痢・血便がその後トータル

二ヶ月半も続いてしまい、

私の心も、勇気の状況も(そして

医療費も)

大変な事になってしまったので、

今回は、出かける直前まで

言わなかったのです。

 

(なんとか回復するまでの道のりは、

また別の機会に書きますね)

 

持っていく荷物の用意も、

誰もいないライアンの部屋で

こっそりこっそり、

彼に気づかれないように

やっていました。

 

しかし!出発前にいざスーツケースを

転がしてしまうと、もちろん

わかってしまうのです。

 

シッターさんも到着し、

最後の確認をしていたら、

勇気が外へ走り出し、

一箇所、二箇所、三箇所でうんち。

 

ああ、やはり、

彼のお腹の不調の原因は、

私の旅によるストレスなのだな、と

強く思い知らされました。

 

その様子を見て、

フードプランも1から変えなくてはならず、

(フードをお湯に浸して

柔らかくしてあげるやり方に)

シッターさんと、

タクシーを待たせながら、

1から打ち合わせでした。

 

その後下痢は続かなかったようで

一安心だったのですが、

なにはともあれ、

お尻とおててを綺麗に拭いた後、

勇気にフレンチキスを沢山もらって、

私はタクシーへと乗り込みました。

 

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真理