昨夜、観ました。

某グループの記者会見。

でも、最後までは観れなかった。

正直、長すぎると思った。

これでもか、これでもか、と続いて

お腹いっぱい。

 

芸能人たちの記者会見、

日本のカルチャーの一つですね。

(ごめんね、私も日本人だけど、

外にいるので、異質な感じがあると、

敏感に感じてしまいます。)

 

アメリカだったら、

人気グループの一人が不祥事を

起こしても、

国全体でこんなに盛り上がりません。

 

連帯責任、とかってここにはない。

悪い事した人が裁かれるだけ。

 

今回、本当にキスだけだったのか、

こういう事が以前にもあったのか、

なかったかもわからない。

そういう意味では、

グループに残しておくのは

危ない存在と言えるのかも

しれません。

 

キスだけだったら、犯罪者には

ならないのでしょうけど、

責任ある立場の人間として、

やはり、してはいけない事。

(相手は未成年の女の子ですよ!)

 

私は、ずっと前、

横浜市がスポンサーのラジオ番組を

やっていた事がありましたが、

その時は、誰から言われるまでもなく、

私が何かをしでかしたら、

横浜市に迷惑がかかる、

という気持ちは、

常に心の底にあり、

緊張しながら生きていました。

 

彼らなんて、その何千倍もの

責任を肩に背負っている。

(オリンピック、パラリンピック

も含めてね。)

 

朝の番組で、

Yさんが司会をなさっている番組を

くしくも、事件が公になる

少し前にオンラインで観たのです。

私の好きな乃木坂46の生駒ちゃん

卒業の映像を観るためです。

 

正直、その時、

すっごい違和感がありました。

 

日本にいらっしゃる方は、

毎朝見慣れているから

何も思われないと思うのですが、

浅黒い肌に黒いスーツを着て、

長めの髪を横に流して、

真ん中に座り司会をしている姿は、

まるで、そこだけ、

タバコの煙がくすぶる

バーから放送している

夜の番組のようでした。

”爽やか!”という感じは

なかったです。

 

私はTOKIO好きなんですよ。

CDも持ってます。

夢中!というわけではないけど、

演奏のキレが良く、

長瀬くんの歌が好きです。

 

でも、こういうことになっても、

ショックで寝込む、

ほどの気持ちはありません。

 

この5人だからバンド、というのは

あるかもしれないけど、

とりあえずは4人で頑張って、

ベースは他のメンバーを

入れればいいと思います。

 

自分がリーダー的存在として

司会をしていた番組で

出演者の未成年の女の子たちを

物色していたなんて最低です。

 

最初の話に戻るけど。

 

昨日の記者会見が、国の一番の

ニュースになっている日本に

少し違和感を覚えました。

公共のニュース番組で、
自分のバンドメンバーの
不祥事に涙を流しながら
司会をするメンバーにも。

少し勘違いじゃないかな。
報道・情報番組は
私物じゃないもの。

身内の不祥事としての弁は
必要かもしれないけど、
本当は、冷静に対応しなくては
ならないのではないかな。

アメリカと日本で何が違うって、
アメリカでは、ロックスターが
タレント活動と掛け持ちで
ニュース番組のキャスターに
なるような事がないんです。

報道番組って、こちらでは
バリバリに真剣なものですよ。
レーティング(視聴率)が思うようでないと
番組すぐになくなっちゃうし。
それがたとえ、30年とか
ジャーナリストとして活躍している
有名な人だったとしてもです。

キャスターもコメンテイターも、
政治に通ずる人間たち、
新聞記者だったっり、
元FBIやCIAの長官だったり。
たまにゲストで
左寄りのコメディアンとか
コメンテーターとして出たりしますが、
それがメインではない。

日本は、アイドルは政治の話はしない、
という暗黙の了解があるのに、
男性アイドルたち(女性アイドルも?)が
ニュースキャスターもどきには
なれる、という矛盾がありますよね。
 

(女性アイドルも?)と書いたのは、

タレント出身のアナウンサーみたいな

方々も多いから。

それが悪いと言っているのではなく、

独特な世界だとは思います。

 

こちらのニュースも、

もちろん見た目は気にするので、

整形とかのメインテナンスを

ちょこまかする必要があるのは事実です。

ジャーナリストたちが、

休み明けに顔が引き締まってたり、

目がくっきりしてたりって事、

よくある事です。

でも、彼らは、アイドルではありません。

 

私は国分さんも好きですよ。
彼は精神的な学びも、
仕事を通じてたくさんしている人ですしね。

もう泣かないでほしいな。

真理