朝、愛犬勇気と共に目覚め、

一番最初にする事は、

(さて、今日はどんなドタバタが

起こっているかな、と

MSNBC(ニュースチャンネル)

をつける事。

 

ここ数日は、トランプーロシアの

Drip, Drip, Drip (ポタポタと、

内部情報が流れ出す事を)の続き。

 

しかし今朝は、いつもと様子が違い

テレビ画面の中に、

人が溢れかえっていました。

 

ホワイトハウス報道官の、

ショーン スパイサー氏が

辞めた、という

ブレイキングニュースでした。

 

トランプ氏は、多分、

この大統領としての任期を、

テレビ番組のように

思っているのではないかな。

以前彼が持っていたアプレンタス、

という番組のように、

気に入らない人が出れば

ちょっと嫌がらせをしてお灸をそえ、

それでも嫌気が増せば、

"You Are Fired!"

と言って首にする。

 

でも、現在の立場で、

自分の口から首だ、首だ、

と言い続けると問題になるので、

やはり、嫌がらせをして

(サイレントトリートメント

=無視を含む

相手が辞めていくのを眺めるのが、

今のやり方だと思います。

 

彼は、クラシックナルシシスト。

もう、テキストブックに描いたように、

はっきり、くっきり。

 

それがどこに表れているか。

 

 

1激しく繰り返されるValue - Devalue

 

誰かを気に入った時、相手に、

世の中にある全ての賞賛を投げかけ、

相手を天にも昇る気にさせます。

その状況がしばらく続いて、

相手がようやくそれを信じ、

心を緩めたところで、

原因は何でもいいのです。

くしゃみをしたタイミングが悪い、

とか。どんな事でもいい。

いきなり、

180度人が変わったように、

相手の価値を切り下げ始めます。

それが始まると、

その人がどんなに努力をして

直そうとしても、

一心にナルシシストをなだめても、

止まりません。

絶望の淵から、

闇へと突き落とされていきます。

 

だから、ナルシシストの男性と

恋をすると、

天国と地獄を短期間に味わいます。

 

ナルシシストの相手への賞賛は、

持って6ヶ月。

それは相手がどんな人でも、です。

限りなく完璧に近い人間でも、

心の虐待を味わいます。

 

 

2やきもち焼き ー ジャラス

 

ナルシシストは、

もの凄いやきもち焼きです。

自分よりも注目を集める者がいる事に

耐えられません。相手の幸せを喜ぶ、

という事が出来ないのです。

 

今日、辞職した

ショーン スパイサーは、

英語でいうところの、

He is a character! 

個性的な人でした。

トランプホワイトハウスが

嫌いな人でも、

プレスルームでの記者に対する

ショーンの受け答えは、

エンターテインメントでした。

ショーンは身を粉にして

大統領を守っていたけれど、

いつしか、ショーンの方が、

サタデーナイトライブなどの

コメディースキット

のモチーフとして使われる事が

多くなってきました。

 

それと同時期に、大統領は、

ショーンのホワイトハウスでの

記者達との応答を、

オフカメラにさせて、

顔を出さないように指示したり、

細かいトリックで、

それを見ている私たちや

質疑応答している記者たちを

深い戸惑いに導きました。

 

私はすぐに

(あー、やきもちだなって)って

思いました。

自分よりも人気が出ている事に、

耐えられないんだなって。

 

トランプチームがローマを訪れ、

ローマ法王と対面した際、

ショーンは、一人だけ、

ポープに会わせてもらえませんでした。

 

そのような精神的いびりは、

ナルシシストの特徴です。

 

ショーンは精神的に

追い詰められた事でしょう。

そして今日、辞めました。

 

 

3人々からの賞賛が生きる力

 

三度の飯がなくても、

賞賛がないと生きていけません。

 

なので、大統領に選ばれた後も、

”感謝ツアー”などと題して、

各地を飛び回って演説していました。

 

ナルシシストとは、

実際は自信が揺らいでいる人々です。

褒められる事で、生き繋いでいます。

 

多分、彼の子供達は、

父親のエゴを満たすための

訓練をされながら、

生まれ育ってきたのではないかな。

気の毒な事です。

 

なので、どんな状況でも、

お父さんの批判はしません。

いつだって味方をします。

それが、彼らの、唯一の

(子供としての)生き残る道です。

 

 

4嘘つき

 

嘘、嘘、嘘、で保身をします。

 

 

5責任を取らない

 

物事が思うように進まない事を、

全て人のせいにします。

ナルシシストと口論になると

ほとんど勝ち目はありません。

何かについて指摘すると、

話をひっくり返され、

じゃあどうなんだ、あの時、

お前がこうこうこうした事は、

悪くないというのか、と

最終的に、全てを

こちらのせいにされてしまいます。

 

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Anyway . . . 

 

確かに、慣れてきています。

トランプ政権に。

ニュースも、毎日

新たな材料はあるものの、

飽和状態のような感じが続きました。

 

しかし、それではいけない。

どうでも良くなるのは、

よくありません。

 

うまく言えないけど、正義は大切です。

 

間違った横暴が

まかりかなってはいけません。

 

真理音譜Mari