娘の学校からチケットを購入し、コンサートへ行ってまいりました。
「隣りの席も同じ学校の方かしらね?」と話していたら
一学年上の彼女は受験生。休憩時間に、補習帰りの通学バッグから取り出した、角の膨らんだ英単語の参考書。
「この位になるまで読み込まなくちゃね。まだまだあなたのは綺麗ね」と娘に言ったら、「この本、丸ごと暗記した方が良いよ‼︎」と真剣なアドバイスを受けておりました。
「なかなか覚えられない」と言っていた彼女から「もっとちゃんと勉強しておけば良かった」などの後悔の言葉がなかったのは、いつも真摯に向き合っているからなのね…彼女の背景を感じられました
(ふたりとも、いつも精一杯頑張っているものね)コンサートホールの音の波動に包まれて、最高に癒されたひとときになったことでしょう
「この夏休みは一緒に遊びに行かないの?」と呑気な質問をしてしまい「3月末まで、たぶん結果は出ないので、春休みかな⁈」と…「推薦は取らないの?」と聞いたら「今まで〝受験〟というものを経験たことがないので、大学受験はしようと思っています」と志の高いお嬢さんでした。(自分の考えをしっかりと持った、ステキなお友達と巡り会えたわね)娘の交友関係を知ることもできた、穏やかで心地良い、至福のひと時を過ごせました
乗り換え駅まででは話し足りなさそうね
家を出る前に「アクセサリーとか、付けて行こうかな?」と娘が言ったので
20年前に夫からプレゼントでもらったネックレスを渡しました(いつかこんな日が来るかなと思い、クリーニングをして、チェーンも新調しておきました)
小学校の入学説明会で「大学は附属しておりません。自分で自分の人生を選択できるまでに成長させようと思っております」と12年前に拝聴した校長先生のお言葉を、彼女を見て思い出しました