睡眠時無呼吸症候群 CPAP(シーパップ)療法 | バセドウ病·肛門狭窄·腰椎すべり症の治療と経過//健康に関する記録

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★バセドウ病再発→抗甲状腺薬投薬→無顆粒球症→ヨウ化カリウム丸単独投薬→甲状腺全摘手術
★幼少期より裂肛(切れ痔)繰り返す→肛門狭窄→皮膚弁移動術(SSG)
★反り腰→第4腰椎すべり症→整体治療
※それぞれの治療·経過記録
※その他の疾患·健康に関する記録

夫がCPAP(シーパップ)療法を開始して1週間が過ぎた。

https://659naoso.com/medical/treatment/cpap 

CPAP療法を開始すると、夫から今まで発せられていたイビキは完全に消失した。

※CPAP療法開始当日から、イビキ記録アプリの記録がゼロ件となった。


スーッスッーと静かな寝息を立て、気持ち良さそうに寝入る夫の姿がそこにはあった。


こんなにも楽そうに呼吸しながら静かに気持ち良さそうに寝入る夫の姿を見たのは初めてだった。


夫が睡眠時無呼吸症候群を診断されたのは約10年前に遡る。


睡眠時無呼吸症候群と言うと肥満体型を思い浮かべる。

しかし、夫は中肉中背で、お酒もタバコもやらず、ウォーキングや軽い筋トレにも日常的に取組んでいる。

食事も低脂肪·低塩·低糖質を心がけ、野菜から食べる食べ順ダイエットも長年継続している。

間食もほとんどせず健康意識は高い。


約10年前の診断時は、口蓋垂(のどちんこ)を切除する外科的治療を受けた。


医師からは当初、CPAP療法を勧められた。

しかし夫は「あんな装置をつけたら邪魔だし鬱陶しいしストレス。気になってに絶対に眠れない!根本的に治したい!」と訴え、口蓋垂切除術を選択したのだった。


口蓋垂切除術後、数年間は無呼吸が改善し、イビキの音量も小さくなった。


しかし年々、イビキの音量が大きくなり、イビキのみならず4~5年前より再び睡眠時無呼吸が目立つようになってきた。


傍らで状態を見聞きしている私は気になるが、夫自身はイビキの自覚も、睡眠時無呼吸による息苦しさもなく、日常生活に支障を感じていなかったので、ついつい放置してきてしまった。


しかし睡眠時無呼吸症候群のリスクは大きく、決して放置してはいけない。

https://659naoso.com/sas/complication 


夫に対し、睡眠時無呼吸症候群が招くリスク(高血圧心臓病/脳卒中/糖尿病)を改めて説明し、先ずは睡眠時無呼吸症候群を診断する検査を受けて欲しいと懇願し受けてもらった。


検査の結果 “重症” との診断が出た。

まさか “重症” とまでは考えておらず驚いたと同時に、検査を受けさせて本当に良かった!と思った。
検査を受けさせずに、放置していたら寿命を縮めていた事だろう。

睡眠時無呼吸症候群の治療法はいくつかある。

夫が約10年前に受けた根治療法と言われる口蓋垂切除術は残念ながら効果が切れ根治とは言えなかった。

色々と検索し調べ上げた結果、やはりCPAP療法が最も有効な治療法であると確信した。
CPAP療法に消極的だった夫も自らCPAP療法に関して色々と調べた。

単にCPAP療法と言っても、装着するマスクには様々なタイプがある。
①鼻だけを覆う『ネーザルタイプ』
②鼻と口を覆う『フルフェイスタイプ』
③鼻腔に直接的据える『ピロータイプ』
※③は鼻腔タイプとも呼ばれる。


夫は③のピロータイプであれば、ストレスも鬱陶しさも最低限で済むと判断し、CPAP療法を受ける決心がついた次第だ。

CPAP療法を開始して、イビキが完全に消失した以外にも、夫には明らかな良い変化が現れている。
★寝汗をかかなくなった。
CPAP療法開始以前、夫は毎日一年中365日寝汗をかかない日は無かった。
それが、CPAP療法を開始した日からパッタリと寝汗をかかなくなった。

★うたた寝をしなくなった
CPAP療法開始以前は、ラジオやテレビ視聴中、必ずウトウト居眠りしていた夫が、CPAP療法を開始した翌日からウトウト居眠りせずにラジオやテレビを視聴できるようになった。

★夕食後や休日の日中、爆睡しなくなった
CPAP療法開始以前は、夕食後や休日の日中、眠気に襲われ2~3時間も爆睡する事が日常化していたが、CPAP療法開始後は、軽い眠気に見舞われても、十数分のうたた寝のみでスッキリ目覚められるようになった。

CPAP療法を開始して、本当に良かったし正解だった。

夫の様々な良い変化を目の当たりにし、もっと早く躊躇せずに、CPAP療法を始めるべきだったと強く思っている…。

激しいイビキを指摘されている方々には、是非、睡眠時無呼吸症候群の検査をお勧めする。
そしてもし、睡眠時無呼吸症候群を指摘されたらならば、躊躇せずにCPAP療法を試して、睡眠時無呼吸による身体への負担を軽減させてあげる事をご検討頂きたい。
心地よい眠りと、その後の身体の変化を是非とも体験していただけたら…と思う。