輝き。
人は、満たされることを求めながら、
それが、満たされないかもしれないという不安を抱くと、
満たされなかったときのショックを恐れ、
あえて満たされることを避けてしまう。
人が、今この瞬間生きているのは、
確かに、誰かが与え続けてくれた愛の証であるはずなのに、
それでも、生きることが辛くて、悲しくて、寂しいと感じている人が
この世界にどれだけいるのだろう。
人は、満たされること以上に、安心感を求める生き物。
それがあってこそ、自分を満たしてくれる対象を受け取ることができる。
でも、安心感を抱くこと、そのものが難しくて、
苦しんでいる人たちも、たくさん居る。
自分を守ってる人も、たくさん居る。
自分を傷つける対象を批判し、
ある一定の距離を創り、侵入を許さない。
でも、確かなのは、
あなたの魂は、最後まで、愛されることを望んでいるということ。
あなたの中に、辛くて、悲しくて、寂しいって感情が在ることそのものが、
あなたが本当は、等身大の自分を認められたい、理解されたい、愛されたいって想ってる証だから。
『感情というものは、人をコントロールし、場合によっては自分と大切な人との関係性を破壊させるもの。』
そう想っている人が、どれだけいるだろう。
そんなことはない。
感情は、あなたに今そのとき必要な真実、愛を教えてくれる手がかりであり、
あなたを、本当の幸せに導くための羅針盤。
あなた以上に、あなたを想ってくれている、あなたの一部であり、あなたの分身。
いつだって、あなたに必要な愛は、すぐそこに在るよ。
ただ、それが気付きづらくて、見えなくて、苦しんでいるという現実が在るんだよね。
いっぱいいっぱい、苦しかったと想う。
いっぱいいっぱい、悩んだと想う。
だからこそ、今のあなたには、あなたという価値が存在している。
そのことには気付いているかな。
誰の心にも、
その人にしかない、輝きがある。