高尾山の山頂で狂ったようにデジカメで写真を撮った後、
下山前にちょっとだけ休憩をしようと、
座ってボーッと景色を眺めていたら、
見知らぬおじいさんが息も絶え絶えにやって来て隣に座り、
私達に声をかけてきた。
「富士山は見えますか?」
「雲1つなくて綺麗に見えてますよ。」
「あ~よかったー。」
どうも、おじいさんは近くのマンションにお住まいで、
窓から見えた富士山があまりにも綺麗だったので、
写真を撮るために急いで山を登ってきたらしい。
短い会話の後、別れ際に何かを差し出して来た。
「やるよ。」
それはおじいさんがレイアウトした写真だった。
有り難くいただきました。
そして、私達は下山開始です。
途中のケーブルカー乗り場までは余裕で降りられたので、
このまま乗らずに頑張って徒歩で降りる事になり、
最初は良かったのですが・・・
途中からヒザが笑いはじめてモモまで痛くなって来ました。
高尾山あなどれない。
しかし、さっきのおじいさんは
いつもケーブルカーは使わない言っていたけれど、
たしか歳は81才って・・・えぇっ!
体力若者並み!?
何者?
わざわざメッセージを持って来たとか??