「働きがい」は、長いこと、その対価として得られる報酬として認識され、労働組合もそれを追い求めてきました。

日本経済が低迷してもう長いこと経ちますが、労働組合も、その「経済的報酬」の呪縛から抜け出せませんでした。

しかし、民間の労働組合では、もうすでにそこに気がついて、「心の報酬」という新しい価値を「働きがい」の定義に組み込む試みを実行しているところもあります。

仕事に真摯に向き合えば向き合うほど、その対価を追い求めるのは、人としての性であるとは思いますし、新しい仕事が次から次へと降りかかってくる現場にあっては、なかなかそこに気がつけないのもまた、当然のことと思います。

であるからこそ、組合の持つ「社会的機能」を生かす時だと思うのです。

東日本大震災で傷ついた人の心を救っているのは、地域のコミュニティだそうです。

人と人とのつながり、縁、絆。

そして、いつか復興する日が来ることを信じて踏み出す勇気も、それがあるからこそ湧いてくるものですし、同じコミュニティにいるからこそ、その夢を目的として前へ進んでいくことができる。

労働組合もまた同じではないか。

明日の総決起集会を前にして、そんなことを考えています。

絶対に成功させる。

皆さん、明日は期待して来てください。