おれも悔しいけど、あんたはもっと悔しいやろ。
明日は、ちゃんと見送らしてもらうから。
バリバリ伝説やないけど、あの世で鬼もぶっちぎれ!
今日、午前、お世話になった元上司が他界しました。
51歳という若さでした。
まあ、荒くれ男でしたが、繊細で気遣いのできるデキた人でした。
なんで死んでしまうんや。
違うやろ、おっさん。
「コラ、まれすけ~」言うてくれや。
もっぺん、憎まれ口言うて、ドツいてくれや。
あんたの背中、追いかけとったのに。
「負けへん」てあんたの口癖やったん違うんか。
明日、通夜やけど、行かへんからな。
あんた、おれが、明日ある用事より通夜を優先したら、絶対に怒るやん。
葬式は、行く。
行って、大泣きしたるわ。
ほんま、死んだら終わりやんか。
一生、追いつけへんやんか。
でも、まあ、見といてや。
おっさん、越えたるからな。
あんたの分まで、必死で生きるわ。
ちゃんと往生してや。
化けて出るなんて、女々しい真似、すんなよ。
さいなら。
これまでの007シリーズとは一線を画す作品です。
かつて、これほど荒削りで感情的なジェームズ・ポンドがいたでしょうか。
ショーン・コネリー
ジョージ・レーゼンビー
ロジャー・ムーア
ティモシー・ダルトン
ピアース・ブロスナン
みんな大人のダンディーさと落ち着きがあり、イギリスの紳士の雰囲気を纏っていました。
同じ 「カジノロワイヤル」 のタイトルで、ピンクパンサーのピーター・セラーズが主演した作品もありますが、あれはコメディ&パロディなので、別モノ。
今回のダニエル・クレイグ、歴代ポンドで唯一、30代で抜擢されました。
見事に鍛えあげた肉体と、すばやいアクション。
冒頭の黒人を追っかけるシーンのスピード感は、まさに圧巻。
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を観ているようでした。
近年、秘密兵器や特撮にウェイトがかかり、ストーリーは二の次だった感がありましたが、これは違います。
テレビのキャッチコピーは 「これはジェームズ・ボンドが007になるまでの物語」 でしたが、ちょっと違うような気がします。
007としての成長物語と言ったほうがいいと思うわけです。
設定は、現代。
これは、今までのジェームズ・ボンドではなく、新生ジェームズ・ボンドです。
間違いなくオススメ。
見るべし観るべし魅せられるべし。