父親 | まれすけのギター日記

まれすけのギター日記

ボツボツと趣味でやっているギター。それにまつわる話や、大好きな映画、読書の話、なーんの関係もない話などをいろいろと書き連ねてみようと思っています。

私にとっての理想の父親像は、やはり、12年前に他界した私の父親です。

団塊の世代の例に漏れず、料理、洗濯こそ一切やりませんでしたが、本当に立派な男だったと思うのです。

怒られて木刀で打ち据えられたこともありましたが、それでも、父親であり続けようとしてくれました。

こんなことがありました。

4人兄弟の末っ子だった父親は、都会へ出た兄姉の意をくんで、私の祖父母、つまり父親の両親と暮らしていました。

祖母がクモ膜下出血で寝たきりとなり、その介護を私の母がしていたのですが、1年2年と経つうちに、疲れも溜まり、介護方法にいちいち干渉する祖父との折り合いも悪くなっていきました。

そして、ある日、祖父のあまりの理不尽な言葉に母が爆発したのです。

これに対して、祖父は怒り心頭で、出ていけ!という話になり、兄姉までが帰ってきての家族会議となったのです。

母は、私を連れてふたりで出て行く覚悟を決めていたのですが、父親は祖父と兄姉の前で静かにこう言ったのです。

「親父には、あんたら3人の子ぉがおるけんど、まれすけの父親はおれしかおらんけん、おれも出て行くから。」

母は、ことあるごとにその話しをしては涙します。

ほんとに、男でした。