シクロ | まれすけのギター日記

まれすけのギター日記

ボツボツと趣味でやっているギター。それにまつわる話や、大好きな映画、読書の話、なーんの関係もない話などをいろいろと書き連ねてみようと思っています。

05 choanmon.JPG 神戸・南京町の東側の入り口、長安門の前に、一風変わった乗り物があるのをご存知だろうか。



食事を終えて長安門をくぐったところで、若くて威勢が良くて、そのくせ、なんだかとても爽やかな雰囲気のニイちゃんに声をかけられた。


「写真、撮りますよー」


最初は

「おいおい。それで写真でも撮って小銭かせぐのか?」

などと胡散臭く思っていたら、どうも違うようだ。


ニイちゃんに「なんなの?」と聞こうと口を開きかけたところで・・・。

そのニイちゃんの横に、見たことのない乗り物が鎮座しているのに気づいた。

いや、正確には

日本では見たことがないが、どこか東南アジアの国でありそうなヤツ

だ。


その名も「シクロ」。
shikuro

こんな乗り物。
(この写真は、
神戸六甲道通信さん からお借りしました。)


昔で言う「輪タク」ですね。


料金は、10分500円。安い!!



女性軍ふたりが乗っかって、10分間の旧居留地めぐりを楽しんでいる間に、残ったふたりのニイちゃんといろんなことを話した。
というよりも、質問攻めだったかも・・・。

06 SHIKURO2.JPG

「寒いのに大変やろ?」
「いや、楽しいっすよ。

いろんな人たちと触れあえて、あたたかいっす」

「これ、 会社なん?」

「今、リーダーが会社にすべく奮闘中です」


そのリーダーの名は、赤名信人さん。

残念、今日はいなかったけれど、神戸新聞にも記事が載ったことがあるという知る人ぞ知る存在。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0121ke9890.html



彼ら、

観光客の方に乗ってもらうのももちろんやけど、地元神戸の人たちにもっと知ってもらって、もっと乗ってもらいたい

と話す。

仕事柄、ディープな場所もよく知っているらしく

意外と地元のことを知らないことに驚きますよー

と垣間見せた自信あふれる笑顔が、とてもまぶしかった。



・・・正直、大したお金にはならないらしい。


どうしてそんなに頑張れるの?

と訪ねたところ、その元気とパワーの秘密を見せてくれた。


胸ポケットから大事そうに出してきた1冊の小さなノート。

乗せたお客さんには必ず書いてもらうようにしてるものだそうだ。

そこには、彼らが乗せたお客さんからの温かいコメントがびっしりと

ありがとう。

楽しかった。

また乗せて!



ああ、これや。

これなんや。

寒さのキビしい夜だったが、こころがほっこりと温かくなったひと時だった。

最後に、帰ってきたもう一人のドライバー(彼らは自分たちのことを、誇りを持ってこう呼ぶ。かなりカッコいいぞ。)も入れて、今度は3人で1枚。
07 shikuro.JPG

南京町の東側入り口にずっといるそうです。
見かけたら、話しかけてみましょう。ほんとにステキな若者たちです。



そして、シクロに乗って神戸の街を移動してみると、これまで近くにありすぎて見えなかった何かが、見えてくるかも知れませんよ。