結局、かばちゃんの歯は、くっつかなかったが、それでも気にせず、スルメイカをくちゃくちゃやっていた。そして、土ちゃん、白エッチ君が到着した。
順ちゃんは、ユースの近くではぐれてしまい、電話で誘導した。ほんまに世話がやける。
しかし、なんとか、みんな午後7時には集まった。
神戸組は、高速を160キロで飛ばしたらしい。
もし、彼らが公務員なら・・・・・・・・ヤバイところだった。
ユースのホールはとても良く、リハーサルには最高だったが、結局、宴会場となってしまった。設立以来、こんなことは初めてらしい。
そして、10時の退場は予定通り、15分遅れてしまった。管理人さんはなにも言わなかったが、
顔は怒っていた。
風呂は11時までだから、ちゃんと守ってね。と念押しされた。
と、その瞬間、風呂から大きな笑い声がする。なんとロビーまで聞こえるかばちゃんの声ではないか。
風呂へ行ってみると、案の定、かばちゃんが、湯船の真ん中でみんなを集めて、どういうわけか、30年ほど前の大学時代の話をしていた。(笑)
まれさんたちも、うなずいていたが、彼らはやさしい人たちだ。ほんとは、
湯あたりして、早く上がりたかっただろう。
さあ、風呂を上がってからが大変、部屋で大セッションが始まった。
みんな集まってきた。
まれさんとこっしーさんは、パジャマにタオル姿である。
(写真参照)
そして、マーチンD-45とギブソンJ-200(いずれもビンテージ)の贅沢なセッションである。こっしーさんは、ギターを弾きながら、タオルで顔を拭き、そして、ギターを拭いた。
もちろん、かばちゃんは、鬼平犯科帳を持参していた。
その姿を見て、まれさんが「公私混同や」と言ったが、みんな
何の事かわからなかった。
私はベッドに寝転んでいた。
そして、まれさんのバンドのギャルが2人来た。
来たー。
彼女たちは、私のベッドの前にお座りになった。しかもYちゃんは、至近距離で私に背中を向けている。
困ったことに、おしゃれないでたちで、シャツが短くて、ズボンとの間から、肌が見えている。
わし、見てへんでー!
と心で叫んだが、Yちゃんも気になる。何度も、シャツを引っ張って、肌を隠そうとする。
だから、わし、見てないっちゅーの。信じてーな。
ホンマはちょっとだけ、見てました。ごめん。
さあ、夜中も1時を回りました。ここで女性は退場。
でも、なぜか、かばちゃんまで退場。
そして、彼は、部屋で、鬼平犯科帳を朝まで読んだらしい。つづく。
