このブログは当時の日記をたどりながら

ダウン症をもった希(マレ)を妊娠、出産、現在までを

詩と物語で綴っています



【55話】ダウン症の告知③


それは本当に突然だった


「ダウン症の可能性があるので血液検査をしたいのですが…」


担当医師はその強い瞳で真っ直ぐに


わたしを見つめたまま


顔色ひとつ変えずに話し続けた


一瞬にして時が止まった



えっ?



『頭が真っ白になるというよりは時が止まった』




昨日のことなのに
その後医師がなんて話していたのか記憶にない



『ご主人が来たらもう一度話をしますと言われて戻った』


廊下の壁に持たれながら歩いた



真っ白な世界が一瞬だけわたしを飲み込んだ







息ができない







つづく


今夜は寒い

あの夜の


夜空はどんなだったかな


大丈夫だよって


あの頃のわたしに


言ってあげたい


きっと


何も届かないけど


それでも


抱きしめてあげたい



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ありがとうございます


今日3月21日は


「世界ダウン症の日」


どんな子どもにも

生まれてきてほしい


生まれて


幸せに


生きてほしい


そのために少しずつでも

生きやすい世界になってほしい


心から願って

自分にできることを見つけながら

生きていきます


誰にでも平等に優しく

愛のある世界になりますように


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