エジンバラ22時30分発の深夜バスに乗って、朝7時前にロンドンの

バスステーションに到着。

さて、どうしよう・・・。実はまだ宿を取っていなかった。


「WIFI FREE」のカフェでコーヒーを飲みながら宿を検索。

いくつか候補をリストアップして電話をかけてみると、ラッキーな事に

1軒目でOKがもらえたので早速移動。


しかし、この移動が半端無くキツかった。 階段オンリーなのだ。
エスカレーターくらい各駅に設置して下さいまし、大英帝国様・・。


重たいキャリーバッグを持って必死に上ったり降りたりしてるうちに、

「何でこんな事始めちゃったんだろう・・(TωT)」

と、旅は始まったばかりなのに後悔してしまった。


やっと目的の駅に着き(ここはエレベーターがあった!)、宿のHPに記載されていた通りに歩く。


HPには、ある公衆電話に着いたら電話をかけるように書かれていた。

小銭を持っていなかった私は仕方なく自分の携帯で電話する。


ここからのやり取りは、後々本当に自分を呪いたくなりました。
(一応、英語で話しています) オ:宿のオーナー


オ「ハロー、今どこですか?」
私「公衆電話にいます」


オ「そこから右を見ると○○Houseという茶色い建物が見えるでしょ?」
私「うーん、分かりません。見えないです」

 (実はすぐ横にあったのに気付かなかった)


オ「今どこの公衆電話?」
私「駅から1つ目の公衆電話です」

 (勝手にここが1つ目と思い込んでいるが実は2つ目だった


オ「OK。そしたら、2つ目の公衆電話に着いたら右側に○○Houseが

  見えるよ。そこが宿のビル。

  入口のキーは12を押して、3階で降りたら右に出て。分かった?」
私「OK。○○House、12を押して3階ですね。」


と電話を切って、2つ目と思い込んでいる実は3つ目の公衆電話

目指して移動。結構歩いた。

この時は自分が間違っているとは露程も思ってないので、

何であんな手前の公衆電話から電話するようにHPに記載してるんだ・・

と理解できずにいた。


そして、宿は見当たらず・・・しかも、延々歩いているうちに建物の

名前もすっかり忘れてしまった。

仕方なくまたまた携帯で電話する。


私「ごめんなさい。建物の名前を忘れちゃって・・」
オ「今どこにいるの?」


私「2つ目(実は3つ目)の公衆電話にいます」
オ「OK。じゃぁ、そこにいてね」

と、迎えに来てくれることに。

が、いくら待っても誰も来ない。当たり前である。


再度電話しようと携帯を取り出すと、何度も電話がかかってきていた。


オ「今どこにいるの????」
私「公衆電話のところにいるけど・・」


オ「どこの公衆電話?何が見える?」
私「○○というバス停が横にあって、▲▲というビルが見えます」


オ「何でそんなところにいるの?!」  
私「(だって、2つ目の公衆電話に移動しろって言ったじゃん!

   と思いつつ えーーーっと・・??

   では、最初に電話した場所に戻ります。1つ目の公衆電話

  (実は2つ目)

オ「OK。じゃぁ、そこに行くから」と電話を切る。


もうお分かりですね。当然出会う事は出来ず・・・。

再度携帯で電話する。


オ「これで3回目だよ~。どこにいるの~?」
私「公衆電話にいますけど・・。■■というGSが目の前に見えます」

オ「■■GSが見えるのね?OK。そこを動かないで!」


と、電話を切って数分後、駅の方から男性が歩いて来た。

そう、宿のオーナー。


「やっと会えたね~。ここが宿だよ」と言って、

最初に電話した公衆電話の真横にある茶色いビル を指差した。


うっ・・・。

私は本当に申し訳ないと思い、「本当に本当にごめんなさい」と謝った。

幸い、オーナーはとても優しい人で、

笑いながら「いいよ、いいよ、気にしないで」と言ってくれた。


私が泊まったのは、通称「韓国人宿」と言われる韓国人オーナーが経営する宿。

宿泊客のほとんどが韓国人旅行者だけど、日本語のHPも作られていて日本人旅行者も時々泊まっているよう。結構評判も良い。


私は前々日の夜にシャワーを浴びたのが最後で汗だくにもなっていたので、荷物を置いた後シャワーを使わせて貰った。


が、しかーし・・・

朝の洗面ラッシュが過ぎた後で、しかもこの宿のお湯はタンク式。
非常に残念な事に水しか出なかった・・・(ToT)

今が夏で良かった・・・。


取り合えずサッパリ出来たので、着替えてロンドン市内観光に行く事に。


駅に向かう途中、一番目の公衆電話だと思い込んでいた場所よりかなり駅に近い場所で、

本当の「駅から一番目」の公衆電話を発見し、自分が何をしたのかを理解した。


オーナー、本当にごめんなさい・・・。

行って来ました! St.Andrews!  見て来ました! Tiger Woods!


この旅が始まる前から、ずっと楽しみだった全英オープン。
ゴルフ好きなら誰もが憧れるメジャー大会。


日本でのプロの大会でさえ観戦に行った事が無いのに、初めてのギャラリーウォークがSt.Andrewsで開催される全英オープン決勝ラウンドだなんて、夢のようだった。


電車とバスを乗り継いで、会場に着いた時は12時30分を少し回っていた頃。
カメラと携帯を預けた後、セキュリティチェックを受けて会場へ入ると、コースの外に設置された大画面にはタイガー・ウッズが映っていた。


「やった!とうとうタイガー・ウッズに会える!」


そう思うと、すごいワクワクした。


まずはオフィシャルガイドを購入して、遼君が何時にTee Offしたのかチェック。
残念ながら、時間的に遼君はあと数ホールでホールアウトするよう。何番ホールを回っているのかも分からなかったので、遼君は諦めてスタートしたばかりのタイガーを追いかけることにした。


コース横を歩いていると、3番ホールでタイガーに追いついた。
いつものあの赤い勝負ウェアを着て黒いキャップをかぶったタイガーがそこにいた。


超感動・・・・音譜


彼のプレイを生で見る事が出来るなんて・・・。


タイガーがショットを放つと、ギャラリーはすぐに次のショットを見るために大移動する。
もちろん私もその中の一人だ。
そして、最後はグリーン近くで彼のパッティングを見守る。これをひたすら繰り返す。


でっかい欧米人に混ざり、ちびっ子の私も頑張って場所を確保し、時には背伸びしながら彼のプレイに見入った。(バレエを習った経験が、背伸びの時に役立った(笑))


ティーグラウンド周辺はちょっとの隙間も無いくらいの人だかりで、とても間近でタイガーのビッグドライブを見る事など出来そうに無い。
それでも何とか、12番ホールではティーグラウンド近くに場所を確保できた。


「やった!タイガーのティーショットを間近で見る事が出来る!」
ドキドキしながら、タイガーのショットを見守る・・・。


と、その時、「ドスっ」という音が聞こえてきた。


ダフった・・・ Σ(゚д゚;)


アベレージゴルファーの私でもハッキリと分かるくらいの、立派なダフりショットだった。
タイガーのクラブがティーグラウンドに転がっている。ミスショットした時によく見る光景だ。 


「何でぇーーーー私が見てる時にーーーダフるーーーー」(-。-;)


と思ったが、これは逆に貴重かもしれない!と思う事にした。


すぐに2打目地点へと移動して、ギャラリーロープに張り付いてタイガーを見ていたその時、松岡修造が私の前を通り過ぎて行った。
かなりお疲れのご様子。


12番グリーンから13番ティーへの通路手前に張られたロープの所でタイガーが来るのを待っていると、私の目の前を同伴選手と話をしながらタイガーが通り過ぎて行った。
すごい近い!ほんの1mくらいしか離れていなかったので、声もハッキリ聞こえた。


「When I was playing first day.....」と言っていた。


タイガーを間近で見ちゃったよぉ!(*^.^*)

タイガー顔小っちゃい!!!


13番ホールのティーショットを放った後も、タイガーが私のすぐ近くを通り過ぎて行った。
嬉し過ぎて、一人ニヤニヤしてしまう。


私は17番ホールまで彼をずっと追い続けた。17番ホールのグリーン横から、18番ホールのティーショットを放つのを遠目で確認した後、帰る事にした。


18番ホールの周りは物凄い人だかりで、とても近くで見る事が出来るような状況では無かったからだ。
タイガーの姿をしっかり目に焼付けて、さぁ帰ろうかな、と何気なく17番ホールから16番ホールの方を見て驚いてしまった。


ギャラリーがほとんどいなかった。


まだまだ有名な選手はたくさんプレイ中だし、当然トーナメントリーダーもまだプレイしている。
それなのに、ギャラリーがごっそりいなくなっていた。


そう、皆タイガーが目当てだからだ。


タイガーを追いかけながらも感じていたが、タイガーが最終組でプレイしてくれた方が他の選手は楽なのでは無いかな、と。


タイガーが動くとギャラリーも一斉に動く。後ろの組でプレイしている選手は非常にやり難いはずだ。
そして、タイガーが最終組ならギャラリーは最後まで残っていてくれる。


試合中、各組にコースの係りの人が2名くらいずつついて一緒にまわっている。
でも、タイガーの組だけ、それに加えて警察官が2名ついていた。そういえば、以前TVで見たことがある。


やっぱりタイガーは偉大だ。 と、そう思った。


去年起こした交通事故以来、次から次へとスキャンダルが浮上し、家庭の問題はこじれ、尊敬できないスポーツ選手や嫌いなスポーツ選手といったランキングではTOPにランキングされ、試合に出ればスキャンダル絡みの野次を受け、成績もあまり振るわず・・・と、散々なタイガー。


それでもやっぱり、ギャラリーは彼のプレイを見たがり、彼を追いかけ、彼のプレイに魅了される。
みんな、彼のスーパーショットやミラクルショットを期待する。


彼のような選手は他にはいない。


「Tiger Woods は、まぎれもないスーパースター」


なんだと、そう感じた。


今日は、彼のバーディパットもダブルボギーパットも、ビッグドライブも大ダフりショットも見る事が出来た。
あー、楽しかった! 超満足。


記念にコースオリジナルのタオルを買い、会場内は写真撮影禁止だったのでゴルフ場の看板プレートを写真に収めて帰ってきた。



Over the Rainbow


              St.Andrews の看板


この後、深夜バスでロンドンへ移動する。
それが無ければ最高な一日だった・・・



長かった・・・。


バンコクで乗り継いで、23時間。やっとヒースロー空港へ到着。
すぐにロンドン市内のキングスクロス駅へ移動して、更にそこから列車で4時間かけてエジンバラへ到着。


待ち時間も入れたら30時間にも及ぶ移動。本当に長かった・・・。



Over the Rainbow


ぐったりしながらも、エジンバラの街の美しさにはとても感動した。
本当に、街全体が中世にタイムスリップしたような感じで、こんなに美しい街だったとは・・。


     

Over the Rainbow


    宿へ向かう坂道の途中にあるスタバ     

    とってもシックなデザインで、街の雰囲気にマッチしている


今日の宿はエジンバラ城の目の前にある。
とってもロケーションがよろしいのだが、重たい荷物を持った私にはとってもハードな道のりだった。


石畳の坂を延々上って行くのだ! 


普通に歩けば5分程度の距離だけど、とにかくきつかった。


「何でこんな場所に宿とっちゃったんだろう・・」とただただ後悔しながら、ひたすら歩いた。


やっと宿に着いた時には、もう全身汗ビッショリ。
長いフライトでまともに寝てないし、長時間お風呂に入ってない上に汗だくになって、肉体的、精神的にもかなりしんどかった。


でも、ここでの滞在時間も短いので、部屋に荷物を置いたらすぐにエジンバラ城見学へ。


城は本当に宿の目の前なので、これは助かった。ここに宿をとって良かった!と思い直した。
現金なものである。


Over the Rainbow



Over the Rainbow


Over the Rainbow



エジンバラ城は何度も戦いの舞台となり、その都度再建と増改築が繰り返されたそうで、様々な年代の建物で構成されている。


スコットランド版三種の神器と言われる「王冠、御剣、王笏」美さは格別だった。
残念ながら写真撮影は禁止なので、写真はありません。



Over the Rainbow


時には、一部を牢獄として使用していたそうで、これは当時の様子を再現した部屋。
物凄い数のハンモックが吊り下げられ、そこに囚人達が寝ていた。


当時の囚人達の会話の様子をテープで流して、まるでディズニーランドのカリブの海賊のような感じだった。


Over the Rainbow


お城の下から上を見上げると、よくこんな所にこんなすごい城館を建てたな・・・と感心するのみ。


見学の後は買い物をしてから宿に戻り、全英ゴルフの各選手のTee Off Timeを調べた。
順位の関係で、タイガーウッズの時間は出ていたけど、遼君の時間は出ていなかった。


取り合えず、タイガーウッズの時間だけチェックして、寝る事に。


明日はいよいよ全英オープンゴルフを見に、St.Andrewsへ行くどーーー。