ルームメイト皆で朝食を食べた後、、シャロンと二人で街歩きへ出かけた。
主な観光スポットは既に見ていたので、私がまだ行っていない運河の方へ行く事に。


運河の道沿いではフリーマーケットのようなものが開かれていて、結構な人出。
所々に屋台が出ていて、美味しそうな匂いがしている。


ところで、私にはドイツでどうしても食べたいものがあった。
それはカレーブリストル。
フランクフルトの上にカレールーがかかっていて、小さなバゲットがついているもの。
昨日一日、街をプラプラしながら探してみたけど見当たらなかった。 
フランクフルトでは売ってないのかなぁ?と思いながらフリマを見物しつつ歩いていると、カレーブリストルの屋台を発見!


やったぁ~♪ 


早速カレーブリストルを購入して、運河沿いのベンチでランチタ~イム。
激ウマ!



Over the Rainbow



Over the Rainbow

                   オペラ座


ランチの後は、スーパーやデパートを覗いたり、オペラ座を見に行ったり、適当に観光して夕方には宿へ戻って来た。
私には明日の移動手段と確保するという重要任務があったからだ。


電車、バス、飛行機。

あれこれ検索しても、安い移動手段が見つからない。
ドイツ鉄道のHPで検索しても、どうしてもダイレクトにベルリンへ移動するチケットが見つけられなかったので、諦めて駅の窓口へ行って聞いてみた。


やはり安いチケットは無く、「ICE」という新幹線のような特急列車で€113。
高い・・・でも仕方ない・・・。


無事チケットを購入して宿に戻ると、「パスタナイト」というフリーディナーが始まっていたので、シャロンと一緒に参加。


食事の後、部屋に戻るとシャロンが「明日の服装」についてアドバイスして欲しいと言って来た。
彼女は明日エストニアへ移動する。

そこで大切な「男友達」に会うらしく、何を着ようか迷っていた。
ワンピースを着たいけど、腕が日焼けしているのに足が白いから・・と気にしている。

かわいいなぁ~。


そんなの気にしなくて大丈夫だよ!と、他のルームメイトと一緒にワンピースを着る事をpush。
暫く悩んで、結局ワンピースを着て行く事に決定。


シャロンは本当に性格が良くてかわいらしい女性だった。

いつも楽しそうに色んな話をしてくれる。
私が英語をあまり上手く話せなくても、お構いなしに英語で楽しそうに話しかけてくれる。
それが何より嬉しかった。


そして、「自分も以前は英語が出来なかったから気持ちが分かる。でもあなたも旅が終わる頃には英語力が今より進歩している事に気付くはずよ」と、言ってくれた。



Over the Rainbow

                   シャロンと


本当にそうなる事を願う・・・。



明け方3時頃、土砂降りの雨音で目が覚めた。
ウトウトしながら
「こんな雨の中、駅まで荷物持って行くの嫌だな・・」
と思いつつ、また夢の中へ。


目覚ましの音で4時50分に起きると、すっかり雨は止んでいた。
6時発のバスに乗り、フランクフルトへ・・今日からまた一人旅の再開。
途中、バスがケルンの駅前で停車すると、プラットホームの向こう側にそれはそれは荘厳な大聖堂の上半分が見えていた。
「スゴ~イ・・これ見たかったなぁ・・」


フランクフルトに着いた後、この後悔は更に大きなものとなった。


予約した宿はフランクフルトのほぼ駅前。
チェックインまで時間があるので、早速街歩きへ。
正直、フランクフルトは見所がそれ程多くない。
大聖堂周辺が観光スポットになっているようなので、取り合えずそこを目指す。


ここフランクフルトにはヨーロッパ中央銀行の本部がある。


Over the Rainbow



立派なユーロマークを横目に見ながら暫く歩くと、大聖堂らしきものが見えてきた。


「こ・・これ?大聖堂・・ケルンの大聖堂とは大違いだな・・」が感想。



Over the Rainbow


Over the Rainbow




その後、プラプラしながらゲーテ像を見に行き、16時頃にカフェでかなり遅いランチをした後ホステルに戻ってチェックイン。
部屋にチェック荷物を置いた後、ネットをするためにホステルのラウンジへ。
窓際に座って外を見ると、良太郎君が泊まる予定のホテルが見えた。


「近っ!」と思うと同時に、私が泊まるホステルとは比較にならない立派なホテルに泊まれる彼を、心の底から羨ましい!と思った。


きっとバスタブもあるはずだ。
本当に羨ましい・・・。


暫くネットをして部屋に戻ると、チェックインした時には外出中だったルームメイトが戻って来ていた。


一人は台湾人のシャロン。ヨーロッパを旅していて、明後日にはエストニアへと友人を訪ねて行くらしい。
もう一人がブラジル人のマリソル。弟とその友人との三人組という面白いメンバーで旅をしている。
そして、私の後からチェックインしたと思われる日本人のエリちゃん。
ロンドンに留学中で、夏休みを使ってヨーロッパ周遊中。
4人でお互いの旅の事をあれこれ話して、かなり盛り上がった。

エリちゃんは北欧から先に周ってきたらしく、
「北欧は高いです!それにすごい素敵な街だから、一人で行く所じゃないです!」
と言っていた。


良かった、外しておいて・・・( ̄▽ ̄)=3

"天井のない美術館"と言われている街、ブルージュ。


今日はベルギーの郊外にあるこの街へ、良太郎君とショートトリップ。


実際、街並みはとてもかわいらしく所謂「女性が好きそう」な感じで、ドアノブや窓枠などもとてもメルヘンチックな造りの家が並んでいる。 
そして、教会や鐘楼、中世ヨーロッパ風の建物が立ち並び、絵になる街と言った感じ。



Over the Rainbow


Over the Rainbow



マルクト広場というメインの広場まで行ってみると、ブリュッセルのグランプラスのような場所に出た。
でも、似てはいるけどグランプラスの美しさには到底及ばない。



Over the Rainbow



何が違うのか説明出来ないけれど、心に迫るものが無かった。
それくらいグランプラスは美しい広場なんだと、改めて感じた。


そろそろお昼にしようということで、マルクト広場に並ぶレストランのひとつに入り、前菜・メイン・デザートを選べるランチメニューをオーダー。


どんな料理なのかが全く想像出来ない料理名が並んでいたけど、店員に聞くのも面倒だったので適当に注文したら、大失敗だった・・。


前菜はチーズクロケット(チーズのコロッケ:これは分かった)、メインはチキンの何とかソースというのを注文。


先ずは、前菜。
チーズコロッケの下に細かくスライスしたチーズがふんだんに敷き詰められたチーズ攻めの料理が登場。
くどい・・・。


お次が何とかソースが不明なメイン。
出てきた料理を見てうなだれてしまった。
チキンのクリームソース煮込みだったのだ。

お味はまさにチキンクリームシチューそのもの。


チーズ攻め料理の後にクリームチュー・・・(ーー;)


最後がデザート。チョコプリンかバニラアイスを選べる。

チョコプリンは他のテーブルの人のを見て、大量のホイップクリームが乗っているのを知っていたので迷わずバニラアイスにした。
が、出てきたアイスを見て絶句。

これまたごってりホイップクリームが乗っていた。


ホイップクリームを避けて食べても、アイス自体がかなり甘いので半分でギブアップ。


もう、「牛の乳祭り」のようなランチでオエっとなってしまった。


食事の後、またブルージュ散策を開始。



Over the Rainbow


Over the Rainbow


Over the Rainbow



ブルージュには運河があり、白鳥などの水鳥がいて緑も多く、静かで落ち着く街だった。


ブリュッセルに戻った後、良太郎君とは一旦分かれて別行動。
私は買い物ついでに、最後にもう一度グランプラスを見に行った。


本当に何度見ても美しい広場。



宿に戻り、夕飯を買いに良太郎君と近くのケバブ屋へ。


そこのケバブ屋に20代前半と思われる店員がいて、私達に

「どこから来たの?」と聞くので「日本だよ」と答えると、


「聖闘士星矢を知ってる?!主題歌を通訳して!」と、

かぶりつきで聞かれた。

ハッキリ言って、「私はその世代じゃない」のでアニメのタイトルは聞いた事あるけど見た事は無いし、主題歌なんて知らん。


良太郎君は「見てたけど、主題歌は覚えてない」という事でお断りすると、かなりがっかりされた。


すると今度は

「ドラゴンボールGTは知ってる?!主題歌を通訳して!」と・・・。
二人共、ドラゴンボールとドラゴンボールZは知っている。
でもドラゴンボールGTなんて見た事も聞いた事も無いので、やはりお断りした。


店員は非常にがっかりしていた・・・すまんね、知らなくて。


私も良太郎君も明日はフランクフルトへ移動する。
私はユーロラインズバスでフランクフルトへ直行。
彼は電車で、途中ケルンの町で友人と会った後にフランクフルトへ。
という事で、今日でお別れ。


彼は30代半ばでドイツへ語学留学する決心をした。
男性が彼の年齢で仕事を辞めて、異国の地で新たに人生を再スタートするのはとても勇気のいる事だろう。
授業について聞いたら、とても大変そうだった。
多分、これからの一年はとてもハードな日々を送ることになると思う。


でも、せっかく決心して実行にうつした事だから、キツイなりに楽しんで欲しいと思った。
楽しむ余裕なんて無いかもしれない。
それでも、どんな時も「Enjoy」する事を忘れないで欲しいと思った。



私は「頑張る」という言葉が好きではない。
「在りのままの自分を大切に、頑張らずに人生を楽しむ」

がモットーだから。


でも敢えて、良太郎君にはこの言葉でエールを。


頑張れ!良太郎君!


一年後、彼が目標を達成し今後の夢を実現できますように・・・。