今日は15時のバスでチェコへ移動する。
昼過ぎまで時間があるので、先ずはブランデンブルク門を見に行った。


Over the Rainbow

                ブランデンブルク門

その後、ベルリン大聖堂へ。
かなり立派な大聖堂だけに、中はさぞかし素晴らしい造りなんだろうなぁ・・とは思ったけど、中に入る為には入場料が必要なので、外から眺めて終了。


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               ベルリン大聖堂

13時過ぎにホステルへ戻り、荷物を引き取ってバスステーションへ移動。


ベルリンを出発したバスは、途中ドレスデンの街を抜けてチェコへ。
ドレスデンの街は緑が多くて、のんびりした感じの素敵な街だった。


チェコへ入ると、国の経済状況を如実に物語るように街の雰囲気がガラっと変わった。


やっぱりドイツとは大違いだな・・・というのが正直な感想。


何と言うか、郊外の町はかなり寂れたというか、廃れたという雰囲気。

この日のチェコは曇っていたせいもあり、より一層、「廃れた感」が増して見えた。


バス停に到着後、地下鉄、トラムと乗り継いでホステルへ移動。


まぁ、またまたトラムを2駅手前で降りてしまった為に何人もの人に道を聞いて10分程彷徨い、大汗かいてホステルに到着する羽目になったけど、そんな事には大分慣れっこになってきた。


このホステルはとってもかわいらしい内装で、かなり気に入った。


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         屋根裏部屋のような雰囲気でとってもラブリー

部屋にはそれぞれ名前がついていて、私の部屋は「JYARO:春」という名前。
私にピッタリ。(分かる人には分かる)


因みに「SAPPORO:札幌」という名前の部屋もあった。
そして、そこには札幌から来た60代くらいのおじさんが泊まっていた。
嘘では無い。


明日はいよいよプラハ城へ!



私がベルリンに来たのには、ある目的があった。
それは「王妃ネフェルティティの胸像」を見るため。


ネフェルティティは、エジプト新王国時代の第18王朝のファラオだったアメンホテプ4世の正妃で、名前は「美しい人の訪れ」を意味するとか。


この「ネフェルティティの胸像」は、エジプト政府から再三の返還要求があるにもかかわらず、ドイツ政府は頑として応じないという、どっかで聞いたような(大英博物館)曰くつきの美術品。
古代エジプト文明大好き人間としては、絶対に見ておきたい代物。


ネフェルティティの胸像とご対面の前に、先ずは隣にあるペルガモン博物館へ。
ここは、ルーヴル美術館、大英博物館と並び称される世界有数の博物館らしい。


ここに展示されているトルコの「ペルガモン(ゼウス)大祭壇」やローマの「ミレトス市場門」、バビロンの「イシュタール門」は実物大で再現されていて、圧巻としか言いようが無い。
本当に素晴らしいの一言。


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                ペルガモン大祭壇


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              ローマの「ミレトス市場門」


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              バビロンの「イシュタール門」

古代建造物を堪能した後、旧博物館へ。
いよいよ念願の「ネフェルティティ」の胸像に会える。


展示室へ向かって歩いて行くと、遠くからでも彼女の胸像がこちらを向いているのが分かった。
まるで彼女に誘われるかのように展示室へ入り、間近で見た時には溜息が出てしまった。


「美しい・・・」


暫く動けなかった。

胸像の周りを一周して、再度正面から鑑賞。


ひとしきり眺めた後、エジプト文明の展示品を見て終了。
ランチをする為にお店を探してぶらぶらする。


駅の近くでベジタリアンカフェを見つけたので、そこへ入ってサンドイッチを注文。
通りを眺めていると、通りの向かいにあるビルのウィンドウに


「極度乾燥!しなさい! Superdry!」


とレタリングしてあるのに気付いた。


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うーーーん・・間違ってないけど・・何か違う(笑)


食事の後、ベルリンの壁があった場所へ。


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ベルリンの壁跡地に行くと、そこで銃撃され殺された人々の写真がガラスに印刷(?)され展示されていた。
それを見ていると、


「どうしてこの人たちは殺されなければいけなかったのだろう・・・」


そんな思いで胸が締めつけられ、悲しい気持ちになってしまった。

人間は本当に愚かな生き物だと思わずにいられない。

今日は私がベルリンへ、シャロンはエストニアへと移動する日。
11時のICEに乗る為に10時30分に駅へ向かった。


駅構内を歩いていると、50代と思われるスーパーマリオにそっくりなドイツ人に声をかけられた。


「どこから来たの?」と聞くので、

「ジャパン」と適当に答えてやり過ごそうとすると、

「どこに行くの?」としつこく聞いてくる。


挙句には

「君にシンパシーを感じてしまった。今度はいつ会える?どうやったら会える?今からお茶しないか?君と結婚したい」

とおっしゃる。


意味がわからん・・・(ーー;)


何をもってシンパシーを感じたのかよく分からないが、勝手に感じられても知らんし!って事で、断固お断りしてお引取り願った。


私の電車は6番ホームの6号車。
6・7番ホームのだいたい6両目辺りと思われる場所で、6番ホームを背にしてベンチに座り、

「今日は余裕~♪」と思いながら、駅で買ったジュースを飲みつつ電車が来るのをひたすら待った。


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       スムージーを買ったのに、ただのジュースだった・・・

10時55分を過ぎて、
「電車まだ来ないなー。結構ギリギリに来るんだな~」と、
ボーっと隣の9番ホームの電車を眺めている時、ふと何となく自分のチケットをもう一度確認して
ぶっ飛んだ。


「6番じゃなくて9番ホームじゃん!!!!!」Σ(゚д゚;) 


そう、ボーっと眺めていた電車こそ、自分が乗るICEだった。


慌てて荷物を全部持ち、ショルダーバッグを肩から斜めがけ、背中には小さなバックパック、右手で重たいキャリーを引き、左手には手提げという格好でホームを 爆走した。


ご丁寧にホームの真ん中辺りでのんびりしていたので、先頭まで戻らないと隣のホームに移動出来ない。


「もぉぉぉぉぉ、私ったら何やってんだぁぁぁぁーーー」


と激しく自分を罵りつつ、本当に爆走&激走した。


幸い隣のホームだったので、何とか出発寸前に11号車に乗り込む事が出来た。


またしても、またしても神様は私をお見捨てにならなかった・・・。

神様、本当に感謝します・・


ホームから重たいキャリーを必死に引き上げステップを上がっている時、12号車のドアが開き、とんでもなくイケメンの男性がスポーツバッグを肩に担いで出て来た。

かっこいい・・・・ 恋の矢


彼は私を見るとニコッと笑って、私の荷物を引き上げようとしてくれた。


が!その時自力で引き上げてしまった・・・。残念。


その後、彼が11号車へ入って行くので、私も自分の車両へ移動する為に彼の後についていくことにした。
私が後ろをついて来ている事に気付いた彼は、時々後ろを振り返り、自動ドアの所では必ず少し待って私の為にドアが閉まらないようにしてくれる。

「何て素敵なジェントルマン・・・」


恋してしまいそうだった・・・


「彼と席が近かったらいいなぁ~」なーーんて思いながら車両を移動していたら、自分の席に到着。
彼は隣の車両へと行ってしまった。本当に本当に残念。


自分の席に着いたのはいいが、モデルのような男性が勝手に私の席に座っている。
いくらイケメンでも私の席は譲れないので、


「そこ私の席です」とチケットを見せ、退場して頂いた。


すると彼は、自分のチケットをある席に座っていた女性に見せその席に座り、その席に座っていた女性はまた違う席に座っている人にチケットを見せてその席に座る、といったシャッフル大会が始まった。


一体この人達はどういう基準で席に座ってるんだか・・・。


ベルリンで泊まるホステルは、ICEでベルリン中央駅まで行き、そこから地下鉄か普通列車で6駅行った場所にある。
ベルリン中央駅で降りて窓口に行き、ホステルの最寄駅を伝えてチケットを購入。


それにしても、何かがちょっとおかしい。
ベルリン中央駅は始発じゃないはずなのに、ローカル線がここから始発で出ている。


取り合えず電車に乗り、目的の駅を目指す事にした。

が、6駅目で着くはずなのに、出発からひたすら全然違う駅名が続いている。
隣の席に座っている女性に聞いてみると、


「その駅に行くわよ。だいたいあと30分くらいかしらね」
と返事が返ってきた。


「30分?????」

電車マップを見せてもらいながら、彼女の説明を聞いた時に初めて気付いた。


私はベルリン中央駅では無くて、ベルリン北駅で降りていた・・・。


ガーーーーン!

高いお金払ってICEに乗ったのにかなり手前で降りちゃったよ!Σ(゚д゚;)


もう、本当に自分に嫌気がさしそうだった・・・ (_ _。)


まぁ、悔やんでも仕方無いので、
「ローカル電車に乗ったから、こののどかな景色に気付いたんだよね」

と、無理やり自分を納得させてみた。


電車の窓から景色を眺めつつ今日の自分を振り返っていたら、何だかおかしくて笑いがこみ上げてきてしまった。


本当に一人珍道中・・・


教訓: 確認は正確に!!!!