しかし、僕は思う。
もっと哀しいのは、味噌糞一緒に、諸々の、
体罰の告発が続く事だ。
ここでもあった、そこでもあった、遂には、
オリンピックの女子柔道監督までが、訴えられる。
僕は、体罰を、全体として、議論するなどは、
到底無理だと考えている。
その現場での個別の関係性があるからだ。
マスコミは、そのへんの責任性は無くて、
十羽一絡(から)げで、大げさに報道する。
これで、余程強い信念の無い、指導者は、
疑心暗鬼に陥って、萎縮する。
確かに時代は変わっているのだろう。
しかし、いしめでは無い体罰も、未だに、
存在している事を、僕は信じている。
それは僕自身が、激しい体罰、当時はシゴキと言ったが、
それに耐えて、強くなった経験があるからだ。
柔道を一生懸命に頑張る人間は、何千人も居て、
その中で、市で優勝し、県でも優勝し、全国へ出るには、
必要不可欠な事であったと、未だに思っているからだ。
陰湿ないじめ的な体罰は、間違いだ。
しかし、必要な範囲内での、叱咤激励はあるはず。
それを、みんなまとめて押し流してしまいたくは無い。
体罰が全く存在しない、緩い環境で、県優勝など、
絶対に出来るものか、と、僕は思ってしまうのだ。
