極微レベルから銀河の果てまで | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

1980年代からギター・インプロヴァイザーとして活動を始め、ソロ活動と並行してMERZBOWとのコラボレーション、ハナタラシへのライヴ参加、 YBO2のギタリストやANPのリーダーとして活躍している「KK NULL (本名 岸野一之)」。

現在はZENI GEVA(2009年、吉田達也氏がメンバーに加入して7年ぶりのヨーロッパツアーを大成功のうち終了)というロック・バンドとKK NULL名義での電子音響ソロアーティストという、厳密には2つの異なるジャンル・スタイルで活動し、それぞれ高い評価を確立している。KK NULLとしてこれまでライヴ/音源でコラボレーションしたアーティストはスティーヴ・アルビニ、ジム・オルーク、ジョン・ゾーン、フレッド・フリスら海外のアーティストや灰野敬二、山本精一、大友良英、秋田昌美(MERZBOW)、吉田達也(RUINS)等枚挙にいとまがない。


ノイズとかアンビエントといった一言では括りきれないそのユニークな電子音響世界は「ミクロ宇宙からマクロ宇宙までを網羅し、銀河の果てからはらわたの中までをリンクする」と形容され、「コスミック・ノイズ・ミニマリズム」等とも形容されている。

KK NULL
"Gamma Ray Burster"
[Steinklang] Sep 2007 (Austria) CD
⇒ REVIEW <英語>
KK NULLの最新アルバムはオーストリアのコアなインダストリアル/ノイズレーベル Steinklang よりリリース。変幻自在のめくるめく電子音響が極微レベルから銀河の果てまで、激烈なトリップに引き摺り込む。全10曲/52分31秒。