こうして川久保令が構造化した衣服という《構造的表面》は、これを着た身体を《充実》させるのではなくて、逆に、身体は《欠如》させられることになる。
分かりやすい例で言えば、1997年春夏の、ドレス内部に羽毛パッドの「こぶ」を付けた作品。モデルの身体の背中、肩、腹部、腰と、奇妙な場所に、あたかも瘤や肉塊を持っているかのように、身体障害者のような「ゆがんだ」丸みを持った突起を生むという、「」とも言われた過激なファッションである。
「アートとは何か?」、その認識を〈超一流〉〜〈41流〉にまで問いつめる、芸術家による芸術のための芸術批評のブログ。
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