ジャズはノスタルジーですよ,やっぱり。 | ノイズのなぐさめ

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歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

レッド・ノーヴォの活躍により、マリンバとビブラフォンはジャズ楽器としての地位を確立することが出来た。これ以外にも彼は、ジャズ・ヴォーカル・アレンジの方法論を構築する一端を担い、またクール・ジャズの礎を築き、そしてスウィング、バップ、クールといったそれぞれのムーヴメントを通じて主要な音楽家のひとりであり続けた。デューク・エリントンはノーヴォのビッグ・バンドが大好きだったし、トリオ作品も最高に素晴らしい(彼はチャーリー・ミンガスに郵便局の仕事を辞めてジャズの世界へ戻るように説得し、このトリオに参加させたのだ!)。ノーヴォの作品はヴォーカリストにとってはとりわけ馴染みやすく、ミルドレッド・ベイリー(彼の1番目の妻)、メル・トーメ、ダイナ・ショア、そしてフランク・シナトラと一緒に行ったレコーディングはどれも秀逸である。

Move! [Best of] [Import] [from US]
~ Red Norvo Trio (アーティスト)

私……ああ……。
それはともかく,ガイド本で見たのに店に置いてないという悔しさを乗り越えて入手しただけに感動もひとしお。こういう場合はえてして期待値が高くなって実際に聴いたときの感動が薄くなるもんですけど,こいつは違ったね。期待に違わぬ素晴らしさ。何とも言えない楽しさ。ミンガスが入ってたって何もややこしいことしてません。それにしてもタイトル曲「ムーヴ」はいい曲やねぇ。寺嶋靖国氏が名盤とは好きな曲を好きな楽器で聴けるものだ,と書いてましたが,まったくもって,その通り!




なにしろ古い人なので,アルバムの数は少ないし,あっても録音はあまりよろしくない……あ,でもね,ジャズに限っては,ちょっと録音が悪いくらいの方が雰囲気出ていいと思うのよね。隣の部屋に置いたラジオ(AMで)から聞こえてくるような感じ,これこそジャズって感じなのですよ,俺的には。ジャズはノスタルジーですよ,やっぱり。というようなことで,“RED NORVO TRIO WITH JIMMY RANEY/RED MITCHELL”(1954年録音)。地味で古臭い雰囲気がたまらなくグーですね。グーって言い方もノスタルジーですね。でも,このタイトルおかしいぞ。トリオに2人が「with」しちゃったらクインテットやんけ。
そしてノスタルジーと共に大切な要素は物悲しい雰囲気。“MUSIC TO LISTEN TO RED NORVO BY”(1957年録音)は,クラリネットとフルートが思いっきり物悲しくて良いです。ジャケットのイメージで聴くと裏切られますよ。