624人分(3人×13音階×16トラック) | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

よく話題になるのはこの「10cc」というバンド名の由来である。良く言われるのは男性が一回に出す精液の量×4人分が、だいたい「10cc」という事でつけられたと言われているが実際は違う。それは「10cc」の所属レコード会社の社長、ジョナサン・キングが、こんな夢を見た。ハマースミス・オデオン(またはウェンブリー・スタジアム)のカンバンに「世界で最も偉大なバンド、10cc」と書いてあり、そこで彼は目を覚ました。「これは神のお告げかもしれない。」と思った彼が縁起を担ぎ「10cc」と名付けたのが真実である。
a 有名な楽曲
アイム・ノット・イン・ラヴ:70年代不朽の名曲として彼らを代表する曲。日本のCMでもたびたび使用される。1991年にウィル・トゥ・パワーがカヴァーし、こちらもヒットしている。もともとは「架空の映画のサウンドトラック」というコンセプトでリリースされた名盤「オリジナル・サウンドトラック」中の1曲にしか過ぎなかった。しかし、アメリカのFMのDJ達は、こぞって、この曲を流した。これに気を良くしたレコード会社はすぐにシングル・カットをメンバーに要求したが「ライヴであの楽曲のクオリティーを表現出来ない!」として最後までメンバーはシングルカットに難色を示していた。この曲はビルボード・週間シングルチャートで第2位まで上り詰めたが、そのまま3週連続第2位に泣かされた(1975年7月26日付~8月9日付)。その時、1位を阻んだのは、ヴァン・マッコイ&ソウル・シティ・シンフォニーの「ザ・ハッスル」、次いでイーグルスの「呪われた夜」、最後に、当時4年ぶりの全米No.1獲得となった、ビー・ジーズの「ジャイヴ・トーキン」と全く異なる3曲によって全米No.1を阻まれた。なお全英No.1にはなっている。バックに流れる幻想的なコーラスはグレアム、ケヴィン、ロルの3人の声をテープ編集により624人分(3人×13音階×16トラック)に増幅して作成された(エリックはミキシングを担当)。またこの曲にはギズモは使用されていない。
電話を切らないで:4人時代にリリースされた最後のアルバム「びっくり電話」の中の1曲。曲の最後は電話を切られたように突然終わる。この曲はドラムのゴドリーが甘い声でボーカルを務める。
愛ゆえに:ゴドリーとクリームが抜けた後、「これじゃ10ccじゃなくて5ccだ。」などと揶揄されたが残された2人はメンバー補充でグループを建て直した。そして2人の共作による「愛ゆえに」を放った。この当時、多重録音を駆使した事がクイーンに影響を与えている。ちなみに、この曲は1977年に全米第5位を記録している。