ヴィブラフォーン奏者 | ノイズのなぐさめ

ノイズのなぐさめ

歪んだ美意識。
ちっぽけ 些々たる しがない
たわい無い 些末 末梢的
スマート、スィート、デンジャラス
大切なのは長く働くこと。

ジャクソン、ルイス、クラークの3人はもともとディジー・ガレスピー・オーケストラで1946年から1950年の間一緒に演奏していた。また、その楽団でウッドベース奏者のレイ・ブラウンとも共演している。

1951年にミルト・ジャクソン・カルテットを結成するが、翌年にはモダン・ジャズ・カルテットとなる。(そもそもミルト・ジャクソン・カルテットの略称であった「MJQ」のMJを、「モダン・ジャズ」の略称として置き換えたのが名称変更の実際である)

当初、音楽監督をジャクソンとルイスが担当していたが、のちにルイスが全ての仕事を引き継ぐようになった。

彼らは時たまクラシック音楽家と演奏することもあったが、主なレパートリーはビバップやスウィング時代のスタンダードナンバーであった。 オリジナルの楽曲には、ルイスによる"Django"(ベルギーのジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトにささげられた)と、ジャクソンによる"Bags' Groove"(Bagsはジャクソンのニックネーム)がある。

ジャクソンが1974年にグループを去るとすぐに解散したが1981年に再結成している。彼らの最後の録音は1993年に発売されている。なおメンバーの中で最後まで生きていたヒースも2005年に死去している。
12インチLPとして発売されたモダン・ジャズ・カルテットの最初のアルバムは、ケニー・クラークに代わってコニー・ケイが初めてドラムを担当したことも売り物の一つだ。この新しい形式により録音時間が延びたことで、生演奏に近いプログラム構成にすることができた。Ralph's New Bluesで口火を切った後は、ヴィブラフォーン奏者ミルト・ジャクソン、バンドの大黒柱でいつもエレガントなピアニストのジョン・ルイスとスゥイングしやすいソウルが続く。パーシー・ヒースが表現力豊かなウォーキングバスのパターンを定着させてロンド形式でメロディをリフレインするとケイは絶妙の区切りを入れて微妙な拍子を取る。ルイスとジャクソンもAll of YouやSoftly as in a Morning Sunrise.などのバラードで見事な感情移入ぶりを発揮する。最後は軽快なタイトル曲に4人の持てるすべてを結集してセッションを締めている。 --John Swenson


Concorde
The Modern Jazz Quartet