ミルトン・バビットは評論家から賞賛されて現代に生き残っている数少ない作曲家の一人。バビットはこの約60年間、音質、形式、音色のユニークな世界を構築し、現代音楽に近い音楽を作ってきた。この作品は特に彼の最もラディカルな作品集と言える。これが最初の録音となるNo.6を含むふたつの際立った弦楽曲は、貴重なエレクトロニクスのタイトル作品「オケイジョナル・ヴァリエイションズ (特別変奏曲)」と好対照をなしている。また、伝説のジャズ・ギタリスト、エディ・ラングを思い起こさせるようなギターのための曲も収録されており、今日もっとも絶賛されながらまだ誤解の多いこの作曲家を紹介するのに、本作品はいい機会となるだろう。