8月の週末,ヴィースの巡礼教会に行って来ました。
草原の中に突如現れる教会。
何もない,in the middle of nowhereな場所にあるのに,観光バスに乗った日本人集団に遭いました。
ロココ調の美しい教会内部。鞭打たれるキリストの像が祭壇にあります。
この像を奉るために建てられたのがこの教会です。
天井とパイプオルガン。
美しい絵が至る所に描かれています。
金彩がたくさん使われていますね。
1983年に世界遺産に登録されています。
手前にある礼拝堂。
この小さな礼拝堂に当初は像が飾られていたのです。
マリアさんという女性が修道士から譲り受けたキリスト像が涙を流したという話が有名になり,マリアさんの家に巡礼者が絶え間なく訪れるようになったため,この礼拝堂が建てられ,キリスト像をマリアさんの家から移したそうです。
その後もこの礼拝堂を訪れる巡礼者が増え続け,教会が建てられることになったそうです。