まむしの兄弟  お礼参り | 気ままに気楽に

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今日も息をしています。

 

 

この映画は本田達男初監督作(他は知らんけれど)1971年作、まむしの兄弟シリーズの2作目。

 

たぶん?大昔に高校さぼって福原国際東映で観たのが最初かも知らんな。

 

菅原文太の代表作は「仁義なき戦い」シリーズや「人斬り与太」シリーズであるがコレも代表作と言えるだろう。

 

冒頭、蝮の二人(菅原と川地民夫)は娑婆で親分が轢き殺されたってので復讐を誓う男の脱獄の手助けをするが、そいつは途中刑務官と揉めあい、更に拳銃を発砲したため未遂に終わり絶命に終わる。

 

その入れ違いで安藤昇が入所かするんだが、そこで画がぐっと締まる。

 

 

この映画が個人的にイイのは俺の地元の隣町の新開地でロケしたり、たぶん?須磨海岸で海水浴場なんかのシーンも出てるが俺がガキの頃の神戸の街が観れる処である。まむしの菅原自体が出身が新開地って言ってるしね。

 

こういう映画は当時、仁義なき他もそうだが本職も隅の方で出演してるし、演技指導していたとも言われる。

 

まあ安藤昇自体が愚連隊のボスでしかも頬の向こう傷が物凄い印象的ですからね。

 

内容よりも画の迫力が大事というか、こういう映画は二度と地上波TVで放映することなんかなかろう。

 

川地民夫も菅原文太もコミカルな部分のあるバディ映画である。