大人の見る繪本 生れてはみたけれど | 気ままに気楽に

気ままに気楽に

今日も息をしています。

 

 

1932年公開の小津安二郎監督作、無声映画である。

 

先月、WOWOWが無声時代の小津映画に音声解説を入れた4K画質祭りをしていて幾つか放映していたうちの一つ。

 

1932年っていえばおふくろが生まれた年だわな、まあ昭和初期で大昔だわ。

 

俺が大学出て無職でプーってしていたころに、おふくろによく大学は出たけれど~やなあんたはってよく言われたが、おそらく戦後に小津映画を観ていたのだろう、とにかく若い頃は仕事終われば映画館に映画観に行って、喫茶店に行ってよく両親に怒られたって言ってたけれどね、今回の特集は「大学は出たけれど」は放映はされなかったけれどね。

 

 

 

二人兄弟の子どもとそのサラリーマンの父親の話であるが、俺もうっすら記憶があるがぼろやに住んでいて、兄のお下がりばっかり着ていて食うのは困らんかったけれど、裕福な家庭ではなかったな。周りの在日の家の方が豪華だし一軒家でもデカい家に住んでいる奴が多くて、日本人の俺たち他の方が質素に生活しているような地域だったわ。そりゃ在の親はゴム屋(靴の張り場のなど)の社長が多かったからね。あとは飲食店の経営とかしていて羽振りが良かったな。

 

映画の中のサラリーマン親父は二人の息子には厳格ではあるが実際はうだつのあがらない出世をうかがうサラリーマンなのだ。

 

ある時、悪ガキ仲間の家に子どもたちが遊びに行ったら金持ちで16mm映画を廻していて今でいうロケ短編みたいな映画を撮ってそこで自分たちのオヤジが金持ちオヤジにペコペコお世辞して動物の真似までしていて、最悪に落ち込んで帰る。

 

ちょいグレして学校に元々行かない兄弟であるが、父親も子どもたちに威厳もヘッタクレもなくなりガッカリさせて後悔するってな内容である。

 

どうなんだろうな、戦前って貧富の差が戦後の高度成長経済時代や今現在より激しい時代だったかもしれないけれど、なんかそう大昔の両親がこどもの頃も俺らの昔の頃もそう変わらんなってのが印象的ではあったけれどね、ここまで俺のオヤジの場合はサラリーマンでもないし厳格でもなかったけどね、母親もね。俺の友達に冗談ばかり言うので変なオヤジって認識されてたわ😆

 

サラリーマンの悲哀を描いた傑作と言われている。

 

4K画質ではないがYouTubeで全編観れるみたいである、イイ時代になったもんだわ。